ServersMan@VPS がスワップ(SWAP)に対応しました。
2013年12月17日 ServersMan@VPS がスワップ(SWAP)に対応しました。
ServersMan@VPS は、仮想化技術にOpenVZを使用しているためスワップが利用できませんでした。
そこでServersMan@VPS を管理運営する株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)では、カーネルに手を加えて、OpenVZ上でスワップを利用可能なように変更したそうです。
テスト運用を ServersMan@VPS LAB で約半年間実施し、公開に至ったとのことで、たぶん、それなりに大丈夫なのかなぁと思います。
新規ユーザに関しては、全てメモリ量と同じ容量のスワップが利用できるとのこと。
また、既存ユーザは、随時メンテナンスを行うので、メンテナンスが完了次第、使えるようになるそうです。
さらに、OpenVZなため、自由にOSをインストールできません。そこで、要望の多かった Ubuntu 12.04 がOSテンプレートとして追加になったそうです。
以下は、利用可能なOSテンプレートです。
- CentOS 5 (64bit版)/(32bit版)
- CentOS 6 (64bit版)/(32bit版)
- Ubuntu 12.04(64bit版)
- Debian 6 (64bit版)/(32bit版)
仮想が技術がKVMを採用している場合は、
ほとんどのOSを自由にインストールできます。その場合、カスタムOSという言い方をすることが多いようです。
仮想が技術がOpenVZを採用している場合は、
管理会社で提供されるOSしかインストールできません。その場合、OSテンプレートという言い方をすることが多いようです。
OpenVZの場合、ホストOSのカーネルとゲストOSのカーネルが共有されるので、スワップの通常は利用できません。OSも自由にはインストールできません。
自由度からすれば、KVMが圧倒的に良いのですが、OpenVZは、効率が良いので、一般的に安くより多くのリソースを含むサーバーを提供できるとされています。
もともと、格安VPSのはしりである ServersMan@VPS ですから、かなり安価なサーバーを利用できます。
最も安い Enrty プランで、
- 初期費用 0円
- 月額 490円
- 保証メモリ 1GB
- ディスク容量 50GB
と、確かに安いです。
今までは、OpenVZで スワップが使えないということもあって、本格運用には向かないとされていました。
しかし、今回のスワップ対応で、Standardプラン(メモリ2GB、月額980円) あたりでもサイトによっては運用できそうですね。
ServersMan@VPS に興味のある方、詳しい情報は、http://dream.jp/vps/ へどうぞ。
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