SSI(エスエスアイ)とは…
SSI(エスエスアイ)とは、
Server Side Includes の略で、HTMLの中にWebサーバ側で実行するコマンドを埋め込んでおき、その実行結果をクライアントに返す仕組みのこと言います。
簡単な話が、HTMLファイルの中で、サーバーがWindows系ならdir、Unix系ならlsみたいなコマンドが実行できる仕組みのことです。
(レンタルサーバーでは、システムコマンド(dir,ls)は、ほとんど使えません。むしろ、自分で作成したCGIなどを起動するために用いられることも多いみたいです。)
もちろん、サーバー側で対応している必要があります。ここで紹介しているレンタルサーバーでは、ほとんど対応しています。対応していないレンタルサーバーの方が、珍しいです。
たぶんですが、SSIは、ほとんどのレンタルサーバーでは対応していますが、あまり使われていないのではないかと思います。
それは、往々にして、セキュリティ面で弱くなりがちで、先にも記述したように制約も多いので、あまりメリットがないためだと思います。
perl,ruby,phpなどが使える環境であれば、そちらを使った方が良いでしょう。
以降に簡単な使い方を記載しておきます。
SSIの使い方
ここでは、簡単な例を使って解説してみます。
- まず、.htaccessファイルに下記を追加します。
AddHandler server-parsed .shtml
|
- 次に、cgiとしてのphpファイルを用意してあげます。(あくまでテスト用です)
※ここでは、例として"test.php"というファイル名で作成します。
- 最後に、SSIのHTMLファイルを拡張子.shtmlで作成します。
※ここでは、例として"test.shtml"というファイル名で作成します。
<!--#exec cgi="test.php" -->
|
( ちょっと回りくどいですが、test.php をCGIで実行しています。)
- さあ、"test.shtml"へアクセスしてみてください。
phpの設定情報が表示されればOKです。
SSIは、ほとんどのレンタルサーバーが提供していますが、ほとんどレンタルサーバーでは、システムコマンドなどは、利用できなくなっています。
そのため、SSIは、CGIを起動するためのHTMLファイルのような位置づけとなって、あまり使われなくなっているというのが実情ではないかと思います。
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