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仮想化技術KVMのSPPD VPS,ABLENET VPS,クラウドコア(CloudCore) VPS,さくらのVPS,お名前.com VPS(KVM) を比較してみた

SPPD VPS,ABLENET VPS,CloudCore VPS,さくらのVPS,お名前.com VPS(KVM)

今回は、評判の高い クラウドコア(CloudCore) 、さくらのVPS に加えて SPPD VPS , ABLENET VPS , お名前.com VPS(KVM)を簡単に比較してみました。

SPPD VPS , ABLENET VPS については、なじみが無い方も多いかもしれません。 それぞれレンタルサーバーの業界では、それなりの実績のある会社が運営しています。 簡単に以下に紹介しておきます。


SPPD VPSは、
株式会社スタジオマップが提供する仮想化技術 KVM による格安VPSです。
2012.4.16 新プラン 提供開始です。(2012.6.13 ニコニコ8Gコース追加)
Memory:2G /CPU:2Core /Disk:55GB の ゴーゴー2GBコース
Memory:4G /CPU:4Core /Disk:111GB の ワンワン4GBコース
Memory:8G /CPU:6Core /Disk:225GB の ニコニコ8Gコース

ABLENET VPSは、
株式会社ケイアンドケイコーポレーションが提供する 仮想化技術 KVM による格安VPSです。
プランは、512MBメモリのv0 (¥480 - ) から 5 コア(最大8コア)のv4 までと豊富です。
プラン自体は、さくらのVPS に良く似ていますが、ハードウェアの構成は、むしろKDDIのCloudCore VPSに似ているかもしれません。 正式に公開されていませんが、cpuinfoからするとCPUはAMDでしょう。実際に性能(UnixBench)もCloudCore VPSの性能に近いです。

UnixBench とは、
Linuxパソコンの処理性能を測定するためのソフトウエアのことで、 CPUの演算性能、アプリケーション実行時の処理性能、2次元や3次元のグラフィックス処理性能を測定できるものです。 さらに、マルチコアプロセッサにも対応しているため、コア数の違いによるパフォーマンスを評価することもできます。

UnixBench が出力する数値は、処理時間とIndex値です。
処理時間は、文字通り各処理性能を測定する項目毎に実際にかかった処理時間が出力されます。
Index値は、「George」と呼ばれるUNIXシステム「SPARCstation 20-61」の処理性能を10としたときの倍率を表した数値が出力されます。
現在のマシン性能は、かなり良くなっているので、100倍,1000倍という数値が普通に出ます。

主にUnixBench の値として用いられるのは、このIndex値の総合評価値である System Benchmarks Index Scoreの値が用いられています。





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