レンタルサーバー提供の無料ドメインを使ってはいけない理由
なぜ、レンタルサーバー提供の無料のサブドメインを使ってはいけないかというと、
所詮は「自分のものではない」ということに尽きます。
では、なぜ、自分のものではないドメインを使うといけないのか?
少し具体的な例をあげて、簡単に解説してみます。
提供されるサブドメインは、自分のものにならない!?
もし、仮にレンタルサーバー提供の無料のサブドメインを使って、
そのレンタルサーバー上でサイトを構築したとしても、そのサブドメインは自分のものになりません。
レンタルサーバー提供の無料のサブドメインは、あくまで借り物であって、自分のものではありません。
気に入ったからといって、買い取ることもできません。
ドメインは、インターネットでは、住所みたいなものです。
それを借り物(他人の物)で済ませることは、所有者の都合によって、剥奪(貸与を中止)されるかもしれないことを意味します。
そうなれば、サイト構築どころじゃありませんよね。
別のレンタルサーバーへ引っ越しできなくなる!?
例えば、借りているレンタルサーバーを解約して、別のレンタルサーバーへ移ったとしましょう。
そうした場合、先のレンタルサーバーで使用していたサブドメインは、次のレンタルサーバーでは、使用できません。
これは、せっかく、構築したサイトが、無くなることを意味しています。
先のサイトで作成したHTMLファイルやデータベースなどは、全て、次のレンタルサーバーへ移すことはできます。
ただし、自分のものでない 先のレンタルサーバーで提供されていたサブドメインは、次のレンタルサーバーへ移せないですから、
住所が無くなるようなものです。
もし、先のレンタルーサーバーを解約する必要があった場合は、1からサイトを構築しなおすことになります。
構築したサイトは、自分のものにならない!?
もし、仮にレンタルサーバー提供の無料のサブドメインを使って、サイトを構築したとしましょう。
そこで、ある程度の人気のサイトになったとしても、そのサイトは、自分のものではありません。
「えーーっ、なんで?」と思われるかもしれませんが、これって本当です。
Googleなどの検索システムは、ドメインで管理されます。ドメインは、先にも書いたように借り物です。
また、せっかくの人気サイトへのリンクは、全て、その借り物のドメインへのリンクになります。
サイトの価値は、このリンクや検索順位に依存します。
つまり、サイトの価値は、ドメインの価値であり、その価値は、サイトを構築した人のものでなく、ドメイン所有者のものになります。
独自ドメインさえ使っていれば、なんてことないです。
レンタルサーバーの引っ越しも、
独自ドメインごと引っ越しすれば、何も問題ないです。
そもそもドメインは、あくまでインターネットでの住所をわかりやすく英数字で表したものです。
本当のインターネットでの住所は、IPアドレスです。
ドメインとIPアドレスは、各サーバー(DNSサーバー、ウェブサーバーなど)で関連付けされるので、ドメイン管理会社およびレンタルサーバーごとに、必ず、その設定(DNS、マルチドメイン)があります。
レンタルサーバーを引っ越しする際は、データ(HTMLファイルやデータベースなどを)をすべて移行した後に、
その設定を以前のサーバーから新しいサーバーへIPアドレスを切り替えれば、引っ越しがスムーズにいくでしょう。
独自ドメインは、ここで紹介している格安ドメインレジストラなら、DNSレコードの設定も無料で使えて便利です。
特にスタードメインは、無料ウェブサーバーも使えるので、とりあえず、Wordpressでも使ってみたいと思われる方には、おすすめかもしれません。(ただし、無料サーバーは、無料でしかありません。もっさり感は否めません。
お試し程度に使う分には、全然、OKです。 )
スタードメインについての詳しい情報は、http://www.star-domain.jp/ へどうぞ。
また、本格的にサイトを構築するなら、独自ドメインをレンタルサーバーに移管することなく、すんなり利用できるロリポップ!、さくらのレンタルサーバは、おすすめでしょう。
ロリポップ!についての詳しい情報は、http://lolipop.jp/ へどうぞ。
さくらのレンタルサーバについての詳しい情報は、http://www.sakura.ne.jp/ へどうぞ。
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