WebARENA VPSクラウド HDDタイプ

WebARENA VPSクラウド は、
NTTグループ会社の 株式会社 NTTPC コミュニケーションズ(1985年設立 東京)が提供する 仮想化技術 OpenVZ による格安VPSです。

なんといってもNTTのネームバリューが特徴のレンタルサーバーです。
NTTブランドの安心感はあります。

SuitePRO VPS シリーズとの違いは、クラウドと名前が付くように、サーバーをインスタンスと呼び、 リソースによってそのインスタンスが異なり、インスタンスを多く利用すれば価格が割り引かれるようになっています。

例えば、SSDタイプ（Disk:SSD30GB/Memory:6GB/CPU:仮想4コア)は、1インスタンスにつき、100プラン必要となります。
（インスタンスは、サーバーのことで、ここでいうプランは、ポイントのようなもので、価格換算されるものです。）

このSSDタイプ を 1インスタンス（1台）借りるには、3,780円/月かかります。
しかし、これを例えば、4インスタンス（4台）借りるには、13,608円/月となり、1インスタンス（1台）あたり 3402円/月を割安になります。

このポイントのようなものプランが、プラン 100 ～ プラン 2000 まであります。
文字通り、プラン 2000なら、SSDタイプ が 20インスタンス借りることができます。

他のVPSとの違い、特徴は以下のとおりです。

• 通信はNTTのバックボーン で大容量IPバックボーンに1Gbps共有でアップリンク
• 利用可能OSは、CentOS 6のみ
• 最低利用期間は1ヶ月で、契約最初の月は日割りで計算し、以降は、月締め
• お試し期間なし

WebARENA VPSクラウド の このプランは、最安インスタンスの一つ です。また、 そのプラン名のとおり、 SSD プランのディスクがHDDになったものです。
CPU 仮想4コア、メモリ 6 GB 、ディスク容量 200GB (HDD) (3,600円/月[税抜き] ) と かなりリーズナブルなインスタンス（サーバー）になっています。

もちろん、バックにあるNTTという企業のネームバリューが最大の売りのVPSですが、
このインスタンス（サーバー）は、かなり他のVPSとの競争力があると思います。

CPU 4コア、メモリ 6GB かつ HDD 200GB となると、さくらのVPS HDD 4Gプランとほぼ互角かそれ以上の構成になっています。
格安の さくらのVPS HDD 4Gプラン が、同価格帯であることから、価格的にもリソース的にも かなり魅力的なプランになっています。

また、仮想化技術も SSDプランとは異なり、完全仮想化 KVM を採用(スワップはデフォルトで4GB設定)したことで、 オプションながら無停止状態でもバックアップが可能となり、さらには、SSDプラン同様、クローンの作成もできます。

かなり、興味深いVPSであることは間違いないようです。