GMOが 世界戦略ドメイン Z.com から 共有サーバーの提供開始です。
Z.com は、お名前.comで有名なGMOが 8億円を出して購入したドメイン名として有名でしょう。
GMOが世界戦略のドメイン名(グローバルブランド)に用いているのが、このZ.com です。
つまりは、国内では お名前.com あるいは GMO のネームブランドで展開しているものを、 世界的には、全て Z.com というネームブランドで展開することなります。
その Z.com ブランドから 共有レンタルサーバー 提供開始です。
Z.com 共有サーバーの特徴
Z.com 共有サーバーは、主に以下の特徴があります。
- 全プラン SSD 採用
全てのプランで 一般に HDDの約10倍以上とも言われている読み込み速度の SSD を採用しています。
- 全プラン SSD 初期設定0円
グローバルブランドでもあるので、日本独自の価格設定である初期設定費という考えはありません。
- 1時間単位による価格設定
もちろん、月単位での安価設定もあります。
ただ、解約時、契約時、一時的な利用の際の端数分については、時間単位で算出してくれますので、
利用しやすい環境になっているかと思います。
- 無料試用期間なし
先の初期設定費0円、時間単位でのお支払いが可能なため、
基本的に無料試用期間などはありません。
ただし、新規ユーザ登録時の1,000円クーポン無料進呈などもありますので、うまくそれらのクーポンを利用すれば、お試しするには十分かと思います。
- 支払方法はクレジット(後払い)およびチャージ(前払い)にも対応
支払方法は、一般的なクレジット(後払い)とは別にクレジットカード不要のチャージ(前払い)にも対応しています。
チャージでは、コンビニ支払、PayPal払い、ペイジーなど様々な支払方法に対応しています。
- マルチリージョン対応
以下のリージョン(データセンター)を有し、その中から選択することができます。
国際標準?な価格設定?
先の特徴からも、価格設定にその特徴があるかと思います。
初期設定 0 円、時間単位での支払いも可 と
日本では、初期設定 の縛りで 外への流出を防いでいた面もありました。
また、月単位での支払いとなりますが、その端数については、良心的なレンタルサーバーでは、サービスされていましたし、
一カ月とみなして徴収するサーバーもありました。
また、これらの契約期間も問題は、最低利用期間などの細かい契約内容も設定されていて、一旦、契約すると、しばらく解約すらできないこともしばしばです。
そのあたりの複雑な面を、時間で徴収するようにし、最低1時間から利用できるように わかりやすい価格設定になっていると思います。
ただ、GMOらしく、必ず、保険もかけていて、「現在は利用期間の設定が無いものの今後設定するかも・・・」みたいなこと 以下のように規約に記しています。
第4条(最低利用期間及び解約違約金)
当社は、本サービスについて最低利用期間を設定することがあります。当社が最低利用期間を設定した場合において、当該最低利用期間中に、①会員が利用契約を解約した場合、又は②当社が本規約等の定めに従って利用契約を解除した場合は、会員は、解約違約金(以下「解約違約金」といいます。)を支払うものとします。解約違約金の額、支払条件は、当社が指定するものとします。
前項に定める解約違約金の請求及び支払によっては、前項に従って利用契約が解約され又は解除されたことによって当社に生じた損害等について、当社の会員に対する当該損害等の補償請求は妨げられないものとします。
GMOらしいです。抜け目ないです。
また、共有サーバーにおいて全面SSDを採用したサーバーも珍しいです。
VPSを含めた専用サーバーでの採用は、多く見受けられましたが、日本の共有サーバーでは初めて?かもしれません。(探せばあるかもしれませんけど、、、)
同じGMO系列のロリポップ!も最近新しいサーバーへ移行を始めていますが、データベースサーバーはSSDであるものの、ウェブサーバーにおいては、通常のディスクのようです。
世界的なマルチリージョンも良いです。
マルチリージョンのサーバーを利用しようと思えば、海外のサーバーを借りるしかなかった現状からすれば、間違いなく選択肢が増えたことは喜ばしいことだと思います。
まあ、いずれにしても共有サーバーの選択肢が増えたことは、ユーザにとっては朗報だと思います。
Z.com 共有サーバー に興味のある方、詳しい情報は、https://cloud.z.com/jp/shared/ へどうぞ。
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