さくらインターネットのレンタルサーバーの構成
まずは、さくらインターネットのついて知っておきましょう。
さくらインターネットのレンタルサーバーといっても色んな種類のレンタルサーバーがあります。
更に、その数種類のレンタルサーバーに機能、サーバースペックの違いにより 複数のプランがあります。
以下に、そのレンタルサーバーの種類とさくらのレンタルサーバのプランについて簡単に解説します。
さくらインターネットのレンタルサーバーの種類
さくらインターネット と一言でいっても、さくらインターネットには、大きく
- 共有レンタルサーバーのさくらのレンタルサーバ
安くウェブサーバー、メールを使いたい方におすすめなサーバーです。
- マネージドサーバーのさくらのマネージドサーバ
ハード的にも独立、独占したサーバーを使いたいけど、サーバーの管理はおまかせしたい方におすすめなサーバーです。
- 仮想プライベートサーバー(VPS)のさくらのVPS
安く自分でサーバーを構築してみたい方におすすめなサーバーです。
- 専用サーバーのさくらの専用サーバ
大規模なネットワークの構築、ハード的にも独立、独占したサーバーを使いたい方におすすめなサーバーです。
の4種があります。ここでは、さくらのレンタルサーバについて 各プランのスペックとパフォーマンスの違いについて簡単に解説してみます。
さて、さくらのレンタルサーバについてですが、さくらのレンタルサーバには、さらに細かくいろんな種類、プランがあります。
以降に、それぞれの用途に対してのおすすめのプランを簡単に解説しています。
さくらのレンタルサーバのプランの種類
さくらのレンタルサーバには、大きく5つのプランがあります。ただし、最も安価なライトプランは mysqlが使えません。(phpは使えるようになりました。)
そのため、Wordpress や Joomla!などの PHP , MySQL を必要とするCMSを使いたい場合は、少なくともスタンダードプラン以上でなければなりません。
以下は、各プランの用途別のおすすめプランになります。
ネットショップなど
ネットビジネス用途で使ってみたいなら、
と、概ね上記のような感じで、各用途によって各プランを選択すると良いと思います。
さて、本題の各プランのパフォーマンスの違いについて、以降に解説してみます。
価格・機能の違い
まずは、各プランの価格・機能の違いを確認してみましょう。
さくらインターネット 上で、公開されている価格および機能の違いは、以下のとおりです。
詳細表示切替
プラン名
機能名 | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ |
値 | 倍率 | 値 | 倍率 | 値 | 倍率 | 値 | 倍率 |
月額料金(円) | 500 | - | 1,500 | 3.0 | 2,500 | 5.0 | 4,500 | 9.0 |
初期費用(円) | 1,000 | - | 1,000 | - | 5,000 | 5.0 | 5,000 | 5.0 |
初年度総額費用(円) | 1,500 | - | 2,500 | 1.7 | 7,500 | 5.0 | 9,500 | 6.3 |
ディスク容量(GB) | 10 | - | 40 | 4.0 | 80 | 8.0 | 150 | 15.0 |
メーリングリスト | 10 | - | 20 | 2.0 | 30 | 3.0 | 40 | 4.0 |
マルチドメイン対応 | 20 | - | 30 | 1.5 | 40 | 2.0 | 40 | 2.0 |
データベース数 | 20 | - | 50 | 2.5 | 100 | 5.0 | 200 | 10.0 |
転送量(目安)(GB/月) | 300 | - | 900 | 3.0 | 1,350 | 4.5 | 1,800 | 6.0 |
独自SSL | x | x | x | o |
複数ユーザでの管理 | x | x | o | o |
PHPモジュール版 | x | x | x | o |
倍率 : スタンダード プランの数値に対する倍率を意味します。
月額料金とディスク容量の関係
(スタンダードプランとの比) |
月額料金 |
ディスク容量 |
お得度 |
1.ビジネスプロ プラン |
9倍 |
15倍 |
1.5倍 |
2.プレミアム プラン |
3倍 |
4倍 |
1.1倍 |
3.スタンダード プラン |
- |
- |
1.0倍 |
月額料金とマルチドメイン数の関係
(スタンダードプランとの比) |
月額料金 |
マルチドメイン数 |
お得度 |
1.スタンダード プラン |
- |
- |
1.0倍 |
2.プレミアム プラン |
3倍 |
1.5倍(10個増) |
0.5倍 |
3.ビジネスプロ プラン |
9倍 |
2倍(20個増) |
0.2倍 |
月額料金とデータベース数の関係
(スタンダードプランとの比) |
月額料金 |
データベース数 |
お得度 |
1.ビジネスプロ プラン |
9倍 |
10倍(180個増) |
1.1倍 |
2.スタンダード プラン |
- |
- |
1.0倍 |
3.プレミアム プラン |
3倍 |
2.5倍(30個増) |
0.8倍 |
ここまで価格の機能アップの面から、上位プランの優劣を簡単に見てみました。
一長一短あるものの、個々の機能面からすると上位プランは魅力的なのは確かなようです。
ただ、全体的なバランスからすると、スタンダード プランが機能面、価格面からお得感は1位でしょうね。
次に、プレミアムプランのホームページには、「容量とパフォーマンスを追及する方も納得。」というキャッチコピーの記載があります。
確かに、容量には先の機能と価格の関係からも納得できますね。では、パフォーマンスではどうでしょうか。
次に、そのパフォーマンスについて、確認してみましょう。
パフォーマンスの違いを確認しましょう
パフォーマンスの違いを以下の点で確認してみました。
特に、Wordpress や Joomla!などのCMSを動作させる上では、MySQL,PHPの処理速度の違いは、気になりますね。
ハードウェア及びOS、主要ソフトウェアの違い
機能/プラン |
スタンダード |
プレミアム |
ビジネスプロ |
OSバージョン
|
FreeBSD 7.1-RELEASE-p16 i386
|
FreeBSD 7.1-RELEASE-p15 i386
|
FreeBSD 7.1-RELEASE-p16 i386
|
CPU
|
Intel(R) Xeon(R) CPU E3110 3.00GHz
|
Intel(R) Core(TM)2 CPU T7200 2.00GHz
|
Intel(R) Core(TM)2 CPU T7200 2.00GHz
|
メモリー容量
|
3.25GB
|
2.00GB
|
3.25GB
|
Apacheバージョン
|
Apache/1.3.42 (Unix) mod_ssl/2.8.31 OpenSSL/0.9.8e
|
PHPバージョン
|
5.2.17
|
MySQLバージョン
|
MySQL 5.5
|
サーバーのハードウェアスペック(CPU)の確認方法
コントロールパネルの
[ サーバ情報の表示 ] - [ サーバに関する情報 ] をクリックします。
CPU , メモリぐらいはチェックしておきましょう。
もしも、
Pentiumに当たってしまったら、無料お試し期間内で別のサーバーへ借り換えましょう。新しいサーバーを借りて、
Pentiumのサーバーを解約しましょう。これを繰り返せば、いずれ
Pentium以外のサーバーに当たります。
2週間無料お試しは、
http://www.sakura.ne.jp/ からどうぞ。
収容人数の違い
収容人数とは、1台のレンタルサーバー上に何人のユーザが存在するかというものです。
この人数が多ければ多いほど、それだけサーバーへの負荷が高くなるだろうことは、簡単に想像できますね。
機能/プラン |
スタンダード |
プレミアム |
ビジネスプロ |
値 | 倍率 |
値 | 倍率 |
値 | 倍率 |
月額料金(円) |
500 | - |
1,500 | 3.0 |
4,500 | 9.0 |
収容人数 [前回調査値]
|
139 (人) [119]
|
- |
45 (人) [40]
|
3.089 |
25 (人) [9]
|
5.56 |
収容人数の隣の数値は、スタンダード収容人数 ÷ 各プラン収容人数 になります。
つまり、スタンダードの倍率です。
月額料金と収容人数の関係
(スタンダードプランとの比) |
月額料金 |
収容人数 |
お得度 |
1.プレミアム プラン |
3倍 |
3.089倍 |
1.029倍 |
2.スタンダード プラン |
- |
- |
1.0倍 |
3.ビジネスプロ プラン |
9倍 |
5.56倍 |
0.62倍 |
伝送速度の違い
伝送速度(ダウンロード速度)の計測方法
伝送速度(ダウンロード速度)の計測方法は、いたって簡単です。
双方のサーバーから、wgetコマンドで、ZIPファイルをダウンロードするというものです。
wgetコマンドを使うと、ダウンロードの最後に伝送速度を出力してくれます。
それによって計測してみようというものです。
さくらインターネットとは別のレンタルサーバーからwgetを使って先のすべてのプランのさくらインターネットのサーバーへアクセスし実測してみます。
現在(2011.04)では、さくらインターネットでは、大阪のデータセンターに割り当てられることは公表されていますから、物理的な距離は同じ考えても良いと思います。
wgetコマンドの使い方は、例えば、WordpressのZIPファイルをダウンロードしたときイメージです。
$ wget http://ja.wordpress.org/wordpress-3.1-ja.zip
--2011-03-08 11:40:23-- http://ja.wordpress.org/wordpress-3.1-ja.zip
Resolving ja.wordpress.org... 72.233.56.139, 72.233.56.138
Connecting to ja.wordpress.org|72.233.56.139|:80... connected.
HTTP request sent, awaiting response... 200 OK
Length: 3143180 (3.0M) [application/octet-stream]
Saving to: 'wordpress-3.1-ja.zip'
:
:
2011-03-08 11:40:26 (1.49 MB/s) - 'wordpress-3.1-ja.zip' saved [3143180/3143180]
$
|
ここで、最後に
2011-03-08 11:40:26 (1.49 MB/s) - 'wordpress-3.1-ja.zip' saved [3143180/3143180]
と表示されています。
ここの 1.49 MB/s が伝送速度になります。
この値が大きければ早いというわけです。
これを使って、5回づつ全てのさくらインターネットのプランのサーバーから同じファイルをダウンロードしてみました。
ダウンロードするファイルは、wordpress-3.1-ja.zip 3.5 MB です。
伝送速度(ダウンロード速度)の計測結果
|
計測結果 #1 |
計測結果 #2 |
1.ビジネスプロ プラン |
ビジネスプロ プラン → スタンダード プラン
10.00 MB/s
10.00 MB/s
10.10 MB/s
10.10 MB/s
10.10 MB/s
最速、最低を除き
平均10.07 MB/s
というところですね。
|
ビジネスプロ プラン → プレミアムプラン
9.51 MB/s
9.02 MB/s
9.07 MB/s
8.57 MB/s
6.44 MB/s
最速、最低を除き
平均8.89 MB/s
というところですね。
|
2.スタンダード プラン |
スタンダード プラン → プレミアム プラン
3.94 MB/s
9.71 MB/s
8.57 MB/s
10.1 MB/s
9.11 MB/s
最速、最低を除き
平均9.13 MB/s
というところですね。
|
スタンダード プラン → ビジネスプロ プラン
10.60 MB/s
5.40 MB/s
9.99 MB/s
8.44 MB/s
10.10 MB/s
最速、最低を除き
平均9.51 MB/s
というところですね。
|
3.プレミアム プラン |
プレミアム プラン → スタンダード プラン
4.92 MB/s
8.63 MB/s
9.30 MB/s
6.42 MB/s
6.65 MB/s
最速、最低を除き
平均7.23 MB/s
というところですね。
|
プレミアム プラン → ビジネスプロ プラン
7.32 MB/s
6.67 MB/s
4.74 MB/s
9.02 MB/s
9.30 MB/s
最速、最低を除き
平均7.67 MB/s
というところですね。
|
文字色は、min,max の値を意味します。
伝送速度がこれだけ違うとエンドユーザで表示するまでの時間にかなりの差が出ることになるでしょう。
単純には、プレミアムとビジネスプロでは、1.5倍近く時間がかかるってこと?にもなるんでしょうね。
実際には、以降のサーバーのphp,mysqlの速度、あるいはクライアントのパソコンの表示速度などもありますから、一概には言えませんが・・・。
PHP処理速度の違い
PHP処理速度の計測方法
PHP処理速度の計測方法は、
Free PHP Benchmark Performance Script ( http://www.free-webhosts.com/php-benchmark-script.php ) に提供されているPHP ベンチマーク用スクリプトで試しただけです。
実測の仕方は、先のサイトからPHPスクリプトをダウンロードして、計測したいサイトへアップロードし、そのPHPへアクセスするだけです。
実行したイメージ
それぞれのサーバーで、同じようにアクセスすればOKです。
細かい処理は、先のサイトからソースコードをダウンロードしてみてください。ただの文字列制御のループ処理を計測しているにすぎません。
これを使って、それぞれのサイト(プラン)で12回計測して、その平均値で比較してみましょう。
PHP処理速度の計測結果
|
計測結果 |
1.スタンダード プラン |
実測結果
1回目 40 ms
2回目 23 ms
3回目 23 ms
4回目 24 ms
5回目 24 ms
6回目 24 ms
7回目 24 ms
8回目 24 ms
9回目 24 ms
10回目 24 ms
11回目 24 ms
12回目 24 ms
全平均25.2ms
最速、最低を除いた平均23.9ms
というところですね。
|
2.ビジネスプロ プラン |
実測結果
1回目 36 ms
2回目 36 ms
3回目 36 ms
4回目 36 ms
5回目 37 ms
6回目 36 ms
7回目 36 ms
8回目 36 ms
9回目 37 ms
10回目 37 ms
11回目 36 ms
12回目 37 ms
全平均36.3ms
最速、最低を除いた平均36.3ms
というところですね。
|
3.プレミアム プラン |
実測結果
1回目 36 ms
2回目 36 ms
3回目 36 ms
4回目 36 ms
5回目 37 ms
6回目 36 ms
7回目 36 ms
8回目 37 ms
9回目 37 ms
10回目 37 ms
11回目 37 ms
12回目 36 ms
全平均36.4ms
最速、最低を除いた平均36.4ms
というところですね。
|
文字色は、min,max の値を意味します。
ビジネスプロでは、PHPのモジュール版が使えます。
以下はモジュール版での実測結果です。
Free PHP Benchmark Performance Script
Test
Test
Test
Test
Test
Test
Test
Test
Test
Test
Test
Test
Lowest time: 35 ms , Highest time : 41 ms
Average of all 12 times: 36 ms
Average of middle 10 times: 35 ms
|
平均35ms です。
結果からすると、
1ms程度は、モジュール版が速いようです。
テストするphpのコードにもよるのだと思いますが、ただ、思った以上に差がないんだなぁ、と、ちょっとビックリです。
phpの高速化を考えた場合、モジュール版にこだわるより、phpのソースコードを見直したり、WordpressなどのCMSであれば、プラグインなどを見直した方が良いのがよくわかるような結果です。
MySQL(データベース)処理速度の違い
MySQL(データベース)処理速度の計測方法
データベース(MySQL)のサーバーは、実際には、自動的に割り当てられる別のサーバーになります。
そのMySQLサーバーのパフォーマンスをMyBench ( http://jeremy.zawodny.com/mysql/mybench/ ) を使って確認してみました。
サンプルのデータは、すべて同じもの ( WordPressの本物のデータから記事 ) を使って、SELECTで検索するときのパフォーマンスについて調べてみました。
およそ200件のデータから200回クエリを発行して、最大時間、最小時間、平均時間を求めたものです。
ここでは、その200回のクエリ実行結果の平均値を使用します。
さらに、この200回のクエリ処理を6回繰り返しています。
その6回の実行結果の中で、最大値と最小値を除いた平均値(よく統計で用いる論理です)を算出してみました。
MySQL(データベース)処理速度の計測結果
|
計測結果 |
1.スタンダード プラン |
実測結果
0.002950742 ms
0.002925913 ms
0.002919859 ms
0.002919459 ms
0.002927574 ms
0.002924866 ms
0.002912694 ms
0.002925213 ms
0.002907441 ms
0.002923327 ms
平均0.002922363 ms というところですね。
|
2.ビジネスプロ プラン |
実測結果
0.003305434 ms
0.002990091 ms
0.002938780 ms
0.002964587 ms
0.002989854 ms
0.002966382 ms
0.003032073 ms
0.002970430 ms
0.003053005 ms
0.002994478 ms
平均0.002995113 ms というところですね。
|
3.プレミアム プラン |
実測結果
0.004764664 ms
0.005440787 ms
0.003960568 ms
0.006553913 ms
0.003049773 ms
0.006334535 ms
0.003419658 ms
0.003105008 ms
0.005107428 ms
0.003623261 ms
平均0.004469489 ms というところですね。
|
文字色は、min,max の値を意味します。
まとめ
|
スタンダード |
プレミアム |
ビジネスプロ |
ハードスペック
(今回当たったサーバー) |
CPU : Xeon
MEMORY : 3.25GB
|
CPU : Core2
MEMORY : 2GB
|
CPU : Core2
MEMORY : 3.25GB
|
ディスク容量
(スタンダード比) |
1.0 倍
|
1.1 倍
|
1.5 倍
|
マルチドメイン数
(スタンダード比) |
1.0 倍
|
0.5 倍
|
0.2 倍
|
データベース数
(スタンダード比) |
1.0 倍
|
0.8 倍
|
1.1 倍
|
収容人数
(スタンダード比) |
1.00 倍
|
1.029倍
|
0.62 倍
|
伝送速度 |
9.51 MB/s
|
7.67 MB/s
|
10.07 MB/s
|
PHP処理速度 |
23.9 ms
|
36.4 ms
|
36.3 ms
|
MySQL処理速度 |
0.00292 ms
|
0.00446 ms
|
0.00299 ms
|
各文字色は、それぞれ
1位
2位
3位
を表しています。
伝送速度 については、
サーバーのハードスペックと同居しているユーザの質に依存します。そのため、当たったサーバーに依存します。プランに依存しないので、この値は、参考程度に見ておく必要があるでしょう。
PHP処理速度, MySQL処理速度 については、
ほとんどサーバーのハードスペックに依存します。そのため、Xeonのサーバーに当たれば、改善されるので、この値は、参考程度に見ておく必要があるでしょう。
さて、上記以外の項目を総合的に判断すれば、
価格と機能のバランスが良いのは、スタンダード プランでしょう。
実際に、当たったサーバーが良かったのもありますが、パフォーマンスも良いですし、機能面・価格面でもリーズナブルです。
機能の充実面は、やっぱり最上位プランのビジネスプロでしょう。
なんと言っても、機能の充実は、他のプランを圧倒しています。パフォーマンスも安定感も抜群でしょう。
プレミアムは、全てにおいて満遍なく程良い感じです。
収容人数や機能面・価格面では、リーズナブルなのですが、今回は、当たったサーバーが悪かったのか、パフォーマンス的に悪い面が出ています。
実際に、数値化するとなんとなく見えてきますね。
パフォーマンスは、やっぱりCPU、メモリの違いが、かなり影響してますね。
まずは、お試し期間で、必ず、CPU , MEMORYを確認しましょう。
現在確認されているハードスペックの組み合わせとランクは、以下のとおりです。
1. |
Xeon(R) E3110 3.00GHz |
3.25GB |
2. |
Core(TM)2 T7200 2.00GHz |
3.25GB |
3. |
Core(TM)2 T7200 2.00GHz |
2.00GB |
4. |
Pentium(R) M 2.00GHz |
2.00GB |
もしもCPUがPentiumのサーバーに当たった場合は、WordpressなどのCMSを動作させるにはかなり厳しいです。
お試し期間中に別のサーバーに変更しましょう。別のサーバーを何度も借りれば、いつか別のCPUに当たります。(お試し期間中にキャンセルすれば費用は一切かかりません)
いかがだったでしょうか。なかなか、個人的には、もやもやしていたものが、すっきりした感じなのですが、皆さんはどうでしょうか。
間違いなく、WordpressやJoomla!などのCMSなどをストレスなく動作させるには、CPU : Xeon を狙いたいところです。
さくらインターネット のレンタルサーバを試してみたい方は、
http://www.sakura.ne.jp/ からどうぞ。お試し期間は、2週間あります。
お試し期間中は、共有SSLは利用できませんから注意してください。
ネットショップなど
ネットビジネス用途で使ってみたいなら、
2010年7月14日, 12:15 AM
さくらインターネットの共有サーバー全般に言えることですが、OSの違いはありません。
ただ、CPUのスペックに、少し違いがあります。
これは、プランに関係しているわけでは無いようです。
あくまで、プランは、収容人数の違いで、その差をつけているみたいですね。
以前は、CPUにPentium4、PentiumM、Core2Duoが使われていました。
しかし、Pentium4のサーバーは、2009.4ごろ、非常に負荷が高くなったため、Core2Duoのサーバーへ入れ替えが行われました。
そのため、現在では、PentiumM、Core2Duoの2種類と言われています。
Core2Duoに当たった人は、当たりかもしれませんね。
ただ、このCPUの差を考慮して収容人数も変えているかもしれませんから、そのあたりは、よくわかりませんが。
2010年7月30日, 9:37 AM
phpのモジュール版を使いたい場合は、
さくらインターネットでは、ビジネスプロプランで利用できます。
phpモジュール版だけで費用対効果を考えると・・・
ただ、ビジネスプロでは、さらに機能が強化(独自SSL対応やドメイン毎のアカウント作成など)されますから、それだけで費用対効果を推し量るのも難しいですけどね。
2010年7月30日, 9:43 AM
さくらインターネットには、もっと安いライトプランがありますが、これは、おすすめではありません。
これは、phpもmysqlも使えませんし、sftp,sshにも対応していません。
これなら、ハッスルサーバーで遊んだ方が、いろいろ楽しめると思います。ホームページの作成する幅も増えますしね。
2011年4月22日, 9:43 AM
今回、ビジネスプロ まで含めてパフォーマンスの違いを調べてみました。
ビジネスプロ は、やっぱり良いですね。
今回、使ってみて、あらためて感じました。
でも高いんですよね。
なんせ、スタンダードって¥500 ですからね。
資金に余裕があるなら、間違いなくビジネスプロですね。
2011年8月12日, 11:25 PM
[...] WordPressを使うつもりだったので、いくつかあるプランのうち、ライトプランは最初から考慮の外で、スタンダードプランで申し込みました。2週間はお試しで使えるとのことでしたが、かなり早い段階で引っ越すこと自体は決めていましたね。CPUにPentiumが使われているという情報もみた(http://rental.off-soft.net/120.html)ので、サーバーの情報をみたところ、とりあえずXeonだったので良いかなと思ってましたし。 [...]
2012年12月5日, 10:58 PM
[...] ただ、此方のサイト様に載ってる情報だと [...]