さくらインターネットのVPS(さくらのVPS)と自宅サーバーと電気代
さくらインターネットからVPS(さくらのVPS)が提供されて、約3年になろうとしています。
さくらのVPSは、相変わらずの人気で評判も上々のようです。申し込み数は、1 万人超えを リリース後、半年程度で達成していますし、今でも申し込みは多いようです。
ほんとにすごいです。
個人的にも さくらのVPS のユーザになってしまいました。
以前から さくらインターネットの共有サーバー(さくらのレンタルサーバ) をよく使っていましたが、さくらのVPS は 初めてです。
個人的に さくらのVPS のユーザになってしまった経緯を簡単に記述しておきます。
- 2010.1 ごろから
さくらインターネットの共有サーバーで503エラーが出るようになった。
新たな共有サーバーを探すも、先立つお金が・・・。
↓
- 2010.5 ごろから
自宅サーバーへ切り替える。
とりあえず、エラーは解消された。
↓
- 2010.7 ごろから
自宅でサーバーの熱が問題に・・・。
部屋が、やたらと暑い。特にこの年は暑かった。
↓
- 2010.9 ごろに
さくらインターネットからさくらのVPSのサービスが開始されたことを知るや、とりあえず、1台契約してしまう。
↓
- 2010.10 末 までに
さくらのVPSを1台を試運転してみる
価格からすると驚くほど、安定しているし、速度も満足。(あくまでこの価格に対して・・ですよ)
↓
- 2010.11 ごろから
さくらのVPSを2台目を契約
メモリ不足の解消を本格的に試す。
↓
- 2010.12 ごろに
メモリ不足の問題が、ほぼ解消できたので、さくらのVPSで本格運用を開始。
↓
- 2012.4 ごろに
新プラン 1Gプランへプランを再契約し、メモリ不足がさらに解消。
- 2012.10 ごろに
お名前.com VPS(KVM) の安さに心奪われる。 現在、さくらのVPSと併用中。
( 正直、さくらのVPSが安定していると思います。)
と、さくらのVPS を2か月ぐらいかけて、いろいろ試して、使えると判断してから、今のところ、さくらのVPSを2台借りて運用しています。
まあ、使ってみるとわかりますが、
まさに、専用サーバーや自宅サーバーと同じように扱うことができます。
自宅サーバーのような潤沢なリソース(メモリ、ディスク容量など)とまではいかないものの ウェブサーバーを立ち上げる程度なら十分に許容範囲です。
価格面からも自宅サーバーを考えるなら、十分なメリットがあるでしょう。
今回は、その価格面に関して 電気代を例に具体的なメリットを示してみたいと思います。
さくらインターネットのVPS(さくらのVPS)を試してみたい方は、
さくらのVPSページからどうぞ。
お試し期間は、2週間あります。
※お試し期間中は、OP25B設定、データ転送帯域に制約がありますから注意してください。
- 目次
- 履歴
2013年06月10日 経過情報の更新
2012年09月26日 新プラン対応の追記、編集
2011年08月13日 経過情報の更新
2011年01月27日 経過情報の追記
2010年10月22日 初版
自宅サーバーの電気代
以前、レンタルサーバーと自宅サーバーどっちがお得?か考えてみた の記事でも書きましたが、
自宅サーバーの1か月あたりの電気代は、概ね¥2,000です。
この¥2,000の算出は、以下のような情報から概算ながら算出してみた金額です。
電力量料金単価(契約:従量電灯)(東京電力調べ 2010.10.22)
段階 | 1月の電気使用量 | 1kWhあたりの単価 |
第1段階料金 | 最初の120kWhまで | 1kWhにつき 17円87銭 |
第2段階料金 | 120kWhをこえ300kWhまで | 1kWhにつき 22円86銭 |
第3段階料金 | 上記超過 | 1kWhにつき 24円13銭 |
※各段階は、1月の電気使用量(kw)に応じて金額が変化します。一般家庭を想定している単価は、第2段階料金になります。
既に2年以上前の価格です。東電管轄では、どんどん値上げになっていますから、さらに金額的には大きくなります。
パソコンの消費電力
種類 | 1日の電気使用量 (フル稼働時) | 1月の電気使用量 (24h x 30日) | 1月の電気代 (第2段階料金) |
ノート(液晶画面を消した状態) | 20 W (100W) | 14.4 kWh (72kwh) | ¥329.184 (¥1,645.92) |
デスクトップ(本体のみ) | 60 W (200W) | 43.2 kWh (144kwh) | ¥987.552 (¥3,291.84) |
液晶ディスプレイ | 25 W ( 50W ) | 18 kWh (36kwh) | ¥411.48 (¥822.96) |
概ねデスクトップの一般的な消費電力は、約¥1,000です。
自宅サーバーとなれば、それなりに一般的なデスクトップよりもスペックの高いものになるでしょうし、それなりにCPUの稼働率もあるでしょう。
また、自宅サーバーとなれば、ネットワーク機器などの周辺機器の電力も必要です。
更に、全くモニターの電源を入れないこともないでしょう。
それを踏まえれば、概ね¥2,000というところに落ち着くんじゃないかと思います。
(実際、個人的に自宅サーバーを運用していた時も、平均すると、¥2,000程度かかっていました。)
また、自宅サーバーでは、さらに機能性を高めるために1台、2台とサーバーを増やしたくなりますし、実際に増やしていくことでしょう。
そうなってくるとさらに電気代は増えてきます。
これらの電気代からすると、さくらインターネットのVPS(さくらのVPS)の月額¥980って、割安感がありますよね。
年払いでは、月額¥890ですからね。さらに台数を増やしていけば行くほど安上がりなのもご理解いただけると思います。
どうだったでしょう。ここまで読まれれば、単純にさくらインターネットのVPSって、料金設定がうまいですよね。
どうみても割安感の出るような金額設定になっているような気がしますね。
自宅サーバーを考えた場合であれば、更にハードウェアの購入を考える必要もあります。
つまり減価償却です。
それを考えれば、さくらのVPSを2台借りてもおつりが来るでしょう。
専用サーバーや自宅サーバーを考えるなら、まずは、
さくらのVPSを試す価値は、十分にありだと思います。
現在、個人的にも 複数のサイト を さくらのVPS2台 ( 最近では、
お名前.com VPS(KVM) も併用 )で運用しています。今のところ特に問題ありません。
さくらインターネットのVPS(さくらのVPS)を試してみたい方は、
さくらのVPSページからどうぞ。お試し期間は、2週間あります。
※お試し期間中は、OP25B設定、データ転送帯域に制約がありますから注意してください。
言っておきますが、面倒臭がりには、向きません。
面倒臭がりの方は、共有サーバーかマネージドサーバが 絶対良いです。サーバーの環境設定に時間とられるのがイヤな方、サイトの内容に重きを置かれている方(ショッピングサイト、アフィリエイトの運営者など)も同じです。
このページを見られている方は、それなりのサーバーの知識がある方だと思いますから、そんな方には、
共有サーバなら、さくらインターネットのビジネスプロをおすすめします。
マネージドサーバなら、さくらインターネットのマネージドサーバをおすすめします。
いずれも、まず、間違いありませんからね。
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