SPPD VPS と さくらのVPS を比較してみた
まずは、プランの比較をしてみました。
以下は、SPPD VPS とさくらのVPS のスペック、価格で比較した表です。
SPPD VPS 2Gプラン vs さくらのVPS 1Gプラン
さくらのVPS(1G)、SPPD VPS(2G) 機能 比較表
チェック項目 | さくらのVPS(1G) | SPPD VPS(2G) | さくらのVPS(2G) |
CPU(コア数) | 2 | 2 | 3 |
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メモリ(GB) | 1000 | 2000 | 2000 |
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ディスク(GB) | 100 | 55 | 200 |
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初期設定費(円) | ¥1,500 | ¥1,500 | ¥2,000 |
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月額(円) | ¥900 | ¥900 | ¥1,580 |
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月額最安値(円) | ¥825 | ¥826 | ¥1,449 |
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初年度総額(円) | ¥11,400 | ¥11,400 | ¥19,830 |
価格は全く同額
さくらのVPSのリニューアル前までは、さくらのVPSの 1Gプランとは、初期設定費分 SPPD VPS 2Gプラン が高かったです。
しかし、リニューアル後は、さくらのVPSの 1Gプランと SPPD VPS 2Gプラン は、全く同額となりました。
機能・スペックからすれば、メモリとディスクのどちらを優先するか
メモリは、SPPD VPS 2Gプラン が 2GB とさくらのVPS の 1GBを大きく上回っています。
しかし、
ディスクは、SPPD VPS 2Gプラン が 55GB とさくらのVPS の 100GBを大きく下回っています。
さらに、さくらのVPSでは、同額にてディスクに 容量は減るものの SSD を選択することもできます。
いずれの機能を優先するか、ということになるかと思います。
SPPD VPS 4Gプラン vs さくらのVPS 4Gプラン
さくらのVPS(2G)、SPPD VPS(4G) 機能 比較表
チェック項目 | さくらのVPS(2G) | SPPD VPS(4G) | さくらのVPS(4G) |
CPU(コア数) | 3 | 4 | 4 |
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メモリ(GB) | 2000 | 4000 | 4000 |
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ディスク(GB) | 200 | 111 | 400 |
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初期設定費(円) | ¥2,000 | ¥3,000 | ¥4,000 |
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月額(円) | ¥1,580 | ¥2,700 | ¥3,600 |
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月額最安値(円) | ¥1,449 | ¥2,476 | ¥3,300 |
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初年度総額(円) | ¥19,830 | ¥32,700 | ¥43,600 |
価格からすれば、SPPD VPS 4Gプラン が安い
価格からすれば、初期設定費は約1,000円/月程度、運用(月額)費なら 約1,000円/月程度、SPPD VPS が安い です。
ただ、さくらのVPS 2Gプランと比較すれば、2倍程度高くなっている点も見逃せないでしょう。
機能・スペックからすれば、ディスク容量が必要かどうか
メモリは、双方とも 4GB 、CPUコア数は、4コアと全く同じです。
しかし、
ディスクは、SPPD VPS 2Gプラン が 111GB とさくらのVPS の 400GBを大きく下回っています。
また、さくらのVPS 2Gプランと比較すれば、
CPUコア数は、さくらのVPS が 3コア に対して、SPPD VPS 4Gプラン は、4コア と上回っています。
メモリは、さくらのVPS が 2GB に対して、SPPD VPS 4Gプラン は、4GB と大きく上回っています。
ディスク容量は、さくらのVPS が 200GB に対して、SPPD VPS 4Gプラン は、111GB と大きく下回っています。
さらに、さくらのVPSでは、同額にてディスクに 容量は減るものの SSD を選択することもできます。
このように微妙なプラン構成になっています。
SPPD VPS 8Gプラン vs さくらのVPS 8Gプラン
さくらのVPS(4G)、SPPD VPS(8G) 機能 比較表
チェック項目 | さくらのVPS(4G) | SPPD VPS(8G) | さくらのVPS(8G) |
CPU(コア数) | 4 | 6 | 6 |
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メモリ(GB) | 4000 | 8000 | 8000 |
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ディスク(GB) | 400 | 225 | 800 |
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初期設定費(円) | ¥4,000 | ¥4,500 | ¥8,000 |
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月額(円) | ¥3,600 | ¥5,500 | ¥7,200 |
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月額最安値(円) | ¥3,300 | ¥5,042 | ¥6,600 |
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初年度総額(円) | ¥43,600 | ¥65,000 | ¥87,200 |
価格からすれば、SPPD VPS 8Gプラン が安い
価格からすれば、初期設定費は約3,500円/月程度、運用(月額)費なら 約1,500円/月程度、SPPD VPS が安い です。
ただ、さくらのVPS 2Gプランと比較すれば、2倍程度高くなっている点も見逃せないでしょう。
機能・スペックからすれば、ディスク容量が必要かどうか
メモリは、双方とも 8GB 、CPUコア数は、6コアと全く同じです。
しかし、
ディスクは、SPPD VPS 2Gプラン が 225GB とさくらのVPS の 800GBを大きく下回っています。
また、さくらのVPS 4Gプランと比較すれば、
CPUコア数は、さくらのVPS が 4コア に対して、SPPD VPS 8Gプラン は、6コア と上回っています。
メモリは、さくらのVPS が 4GB に対して、SPPD VPS 8Gプラン は、8GB と大きく上回っています。
ディスク容量は、さくらのVPS が 400GB に対して、SPPD VPS 8Gプラン は、225GB と大きく下回っています。
さらに、さくらのVPSでは、同額にてディスクに 容量は減るものの SSD を選択することもできます。
このように微妙なプラン構成になっています。
スペックの詳細について
通常の機能・スペックでは、現れにくい詳細なスペックを以下に加筆しておきます。
CPUの詳細なスペック
CPUについては、
さくらのVPSは、Intel Xeon E5645 を使用しています。
SPPD VPSは、Intel Xeon E5620 を使用しています。( さくらのVPSとほぼ同等です。 )
UnixBenchの実測結果からすると、さくらのVPSとSPPD VPSは大差ありませんでした。
計測結果は、若干ながら、SPPD VPSの方が上回っていましたが誤差の範囲かと思います。
いずれも UnixBenchの指標で 1,800 - 2,000 ぐらいの値が出ているので問題ないと思います。
ネットワークの詳細なスペック
ネットワークについては、
さくらのVPSは、100Mbps 共有となっています。
SPPD VPSは、200Mbps 共有となっています。
ただ、実測して回線速度を計測してみたところさくらのVPSとSPPD VPSは大差ありませんでした。
計測結果は、若干ながら、さくらのVPSの方が上回っていましたが誤差の範囲かと思います。
いずれも 70Mbps - 90Mbps ぐらいの速度が出ているので問題ないと思います。
ハードスペック的には ほぼ互角か?という感じです。
そうすると単純にプランの違いだけで比較すれば、優劣が決まる?という感じです。
最後に、何がおすすめ?
プランの特徴からおすすめなVPSについては、以下のとおりです。
ディスク優先なら、さくらのVPS、
メモリ優先なら、SPPD VPS、
さらに
価格、コストパフォーマンスなら、SPPD VPSがおすすめでしょう。
より安価でCPUパワーが欲しい方は、SPPD VPSがおすすめでしょうね。
ディスク容量は、それほど必要ない方も多いと思います。
そのため?さくらのVPSでは、リニューアルにてSSDの選択が可能となりました。
これにより、さらにパフォーマンスも良くなったのは事実です。
ファイルへのアクセスやデータベースへのアクセスが多い方は、さくらのVPS SSD 選択がおすすめでしょう。
ただ、一部では、SPPDのサポートに不安な声もチラホラ聞こえてきますから、
安定重視、サポート重視なら、この仮想化技術KVMで実績のある さくらのVPS がおすすめでしょう。
まず、初めてVPSを借りる方には、さくらのVPSが無難です。さすがに初めての方には、サポートは大事ですからね。
いずれもリーズナブルなサーバーなのは間違いありませんが、
スペックだけを見れば、ディスクを必要とする?かどうかでしょうね。
サポートはどうでも良いよ、自分でなんとかするからと言う方なら、間違いなくSPPD VPSがおすすめでしょう。
なんといってもメモリ量は、速度に直結しますから、このメモリ量は魅力ですね。
サポートは、やっぱり大事という方、または、初心者や、画像、動画などディスク容量が必要な方は、さくらのVPSが良いでしょう。
興味のある方は、以下からのどうぞ。いずれも無料お試し期間があります。
さくらのVPSは、http://vps.sakura.ad.jp/ からどうぞ。
SPPD VPSは、http://www.sppd.ne.jp/ からどうぞ。
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