みんなのドメインの良いところ、悪いところ
ドメインをお名前.comからみんなのドメインへ移管してみた で、ドメインを みんなのドメイン へ移管してみました。
移管して、約1カ月以上経過したので、みんなのドメイン の良いところ、悪いところを簡単にまとめてみました。
みんなのドメインの良いところ、悪いところ
みんなのドメインの良いところ
- とにかく、安い
まずは、なんと言っても安いです。
定価レベルでは、おそらく最安値だと思います。
たとえば、.com ドメインであれば、
- お名前.com → 1,280円/年
- バリュードメイン → 1,280円/年
- スタードメイン → 1,180円/年
- みんなのドメイン → 850円/年
と、ここで紹介しているレジストラでは、最も安価です。
もちろん、国内でも安値レジストラの一つであることは間違いないかと思います。
- 一通りの機能が無料で使える
WHOIS代行、DNS は、無料で利用できます。独自ドメインによるネームサーバーの登録、削除、更新も可能です。
移管や新規ドメインの初期状態は、WHOIS代行状態です。つまり、みんなのドメインの住所、メールアドレスなどが設定してあります。
無条件に無料で利用できる点は、すごく良いと思います。
みんなのドメインの悪いところ
- サポートはあってないようなもの
サポートへ問い合わせを行っても、なんらかの返信があるのが普通ですが、何も無いことがあります。
この1点だけでも初心者向きじゃありません。
中上級者であれば、この価格からすれば、それほど気にすることではないと思いますが、初級者にとっては、かなり不信感もあるかもしれません。
また、上位レジストラがeNomですから、最悪、eNomへの問い合わせすれば良いか・・・と思える方には、安上がりで良いレジストラです。
- DNSの仕様がわかりづらい
DNS は、無料で利用できます。
ただ、みんなのドメインのDNSは、非常に使いづらいです。
そのあたりを以下に列挙してみました。
- ネームサーバーの切り替えを行わないとDNSレコード編集ができない
みんなのドメインで無料で利用できるDNSを使用する場合、
最初に、ネームサーバーをみんなのドメインのDNSへ切り替えないと、DNSのゾーンレコードの編集ができません。
ネームサーバーを切り替える一般的な作業手順は、以下の手順です。
- 新ネームサーバーのドメインのゾーンレコードを編集
- 新旧ネームサーバーの切り替えを実施
しかし、みんなのドメインでは、以下の手順となり逆になるのに注意してください。
- 新旧ネームサーバーの切り替えを実施
- 新ネームサーバーのドメインのゾーンレコードを編集
- ネームサーバーの切り替えを他管理サーバーへ切り替えるといきなり正引きできなくなる
これは、上記の問題と絡んだ仕様のようですが、
要は、みんなのドメインのネームサーバーは、ネームサーバーがみんなのドメインに向いていない時は、DNSの問い合わせに一切返信しない(ゾーンレコードがないように振る舞う)ようです。
これは、みんなのドメインのネームサーバーから別のネームサーバーへ切り替える際に、
切り替えた瞬間から、他のDNSへネームサーバーの切り替えが浸透するまで、一時的にドメインおよびサーバーが不在であるかのような状態に陥ってしまうことになります。
ただ、他のDNSへネームサーバーの設定が正しければ、1日ぐらいで、ほぼ、浸透するので、そこに目をつむれば、問題ないといえば問題ないのかもしれませんね。
個人的には、DNSの切り替えでうまくいかなくて、この仕様に気づくまで、大いに悩んでしまいました。なんという仕様・・・。
一般的には、ドメインのゾーンレコードがある内は、その問い合わせに対して返信するのが当たり前だと思っていたのですが、
こういうレジストラもあるんだなぁと、少々、驚きました。まあ、この価格なので、個人的には、しようがないのかなぁとも思っています。
- デフォルトのDNSレコード編集画面では、5レコードしか入力できない
更新すると自動的に入力可能なレコードが増えていくのですが、これが、最初に見たときは、非常にわかりづらいです。
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