クラウドコア(CloudCore) VPS 2048 プラン
また、CloudCore VPSは、2017年6月にて新規受付を終了(販売終了)しました。
以下は、参考のため情報を残しておりますが、いずれ予告なく削除されることをご了解の上、参照ください。
初期設定費 ¥0 | |
月額 ¥972(税込)¥900(税抜) ~ 12ヵ月一括払い時(月払い:¥2,000) | |
お試し期間 10(日) | |
メモリ容量 2(GB) | CPU AMD Phenom(tm) 9550 Quad-Core Processor ( 割当 : 物理 1 core ) |
ディスク容量 100(GB) | 仮想化技術 KVM |
- IPv6不可
- ローカル接続不可
- HDDのみ
- DNS未提供
- DNS逆引き編集不可
クラウドコア(CloudCore) VPS 2048 プラン は、どんなVPS(仮想専用サーバー)?
クラウドコア(CloudCore) VPS 2048 プランの概要(特徴や評判など)
クラウドコア(CroudCore) VPS は、
親会社KDDIの株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ(1987年設立 東京)が提供する 仮想化技術 KVM による格安VPSです。
もともとは、CPIで有名だったレンタルサーバー運営会社 Servision 株式会社(横浜)からKDDIの連結子会社となり社名まで変更・・・という流れです。
GMOもそうですが、レンタルサーバー屋さん(ホスティング事業)は、ベンチャーがはじめて大手に飲まれていく・・・のが、ほとんどの流れです。ちょっと残念な気もしますが、資本力も大事ですからね。
さて、このクラウドコア(CroudCore) VPS は、先に書いたように CPI VPSスケーラブルプラン として、以前は、仮想化技術 Virtuozzo(OpenVZ) を用いたVPSを提供していました。
2011.11 に仮想化技術を KVM とした クラウドコア(CroudCore) VPS のサービスへ切り替えてしまいました。
プランは、2Gメモリの プラン (CPU 1コア 2,100円/月 (年払い 945円/月)) から 16Gメモリの プラン (CPU 仮想6コア 7,560円/月(年払い )) までと幅広いです。
(注意: 新プラン(2Gプラン以外)は、2013年2月26日リリースされます。)
なんといってもKDDI のネームバリューが特徴のレンタルサーバーです。(以前は、CPIの色が強かったのですが、今では、KDDIですね)
仮想化技術 KVM のVPSとしては、後発になりますが、いわゆる格安VPSのはしりである さくらのVPS の次にリリースされたメジャーどころのVPSです。
リリース当初は、さくらの最安プランが512MBのメモリだったこともあり、メモリが欲しいユーザが殺到しました。
ただ、さくらのVPS で新プランが、また、お名前.com VPS(KVM) がサービスを提供し始めると
2GB メモリ のサーバが安価で提供されるようになり、競争が激化して現在に至っている・・・というところです。
クラウドコア(CroudCore) VPS の特徴は、以下のようなものがあげられるでしょう。
- CPUは AMD
良くも悪くもCPUは、AMDの物理コア 1 が割り当てられてます。( 物理コアが割り当てられているのも興味深いところです。)
CPUのパフォーマンスからすれば、やっぱり、さくらのVPS の新プランの最安プランである 1Gプラン(仮想コア数 2) に劣ります。
さくらのVPS の1Gプランと比較すても メモリ量は、2GB の優位性は、変わっていません。
ちなみに さくらのVPS , お名前.com VPS(KVM)のCPUは、Intelです。
- 解約時の返金はないが、20日以内のクリーンオフはある
基本的に年払い(年契約)の場合、途中解釈での返金はありません。 例えば、既に年払いで一括して1年分の支払いを行った後、契約期間10ヶ月を残して解約したとしても 10ヶ月分の返金はありません。
長期で契約する場合は、割引はありますが、注意が必要です。
ただし、20日以内に契約をキャンセルすることができ、その場合は、返金されます。(ただし、振込み手数料は自己負担となります)
- 良くも悪くも発展途上にある
実際に 2011.11 からサービスの提供を始めましたが、当初は、インストールできるOSもCentOSのみの状態から始まりました。
現在 (2012.7) は、インストールできるOSも増えて、ISOのアップロードもでき、好きなOSをインストールできるまでになりました。
ただ、以下を今後提供予定らしいです。
・リソースモニタ機能(実装予定)
・お客様OSイメージをファイルとしてバックアップ。(スナップショットのことだと思います)
- お試し期間10日間、無料で使用できる
お試し期間は、最近のレンタルサーバーでは、ほとんど当たり前になってきていますが、今でも無いところもあります。
まずは、どんな感じか確認したいですよね。お試し期間10日間でしっかり確認しましょう。
クラウドコア(CloudCore) VPS 2048 プランのプランの特徴は?
クラウドコア(CloudCore) VPSのこのプランは、メモリ 2G の安価なプランで
CPU物理コア数 1 、メモリ 2 GB 、ディスク容量 100GB と潤沢なメモリと物理コアの割り当てという特徴を持ちます。
価格的には、さくらのVPSの1Gプランがライバルでしょうね。
そこからすれば、やっぱりメモリの多さが特徴と言えるでしょう。CPUのパワーからすると、さくらのVPS の 1Gプラン が 仮想 2 コア からすれば、仮想といえどもマルチコアにはかなわないというところだと思います。
(なんで物理コアの割り当てにしたのか!?たぶん、Intel系チップからするとAMD系チップでは、やっぱり見劣りするんだと思います。)
しかしながら、この価格( 945円/月 (年払い) , 初期設定費 0 円 )で、2 G のメモリが使えるのは、見逃せない点でしょうね。
(要注意 : 最少期間 3ヶ月払いの場合は、2,100 円/月 とギャップがあるので注意が必要です。)
とりあえず、企業ブランド KDDI で安心を買いたい方にはおすすめでしょう。
また、メモリ重視、運転費重視の方にはおすすめだと思います。
まずは、10日間のお試し期間でパフォーマンスを確認しましょう。
クラウドコア(CloudCore) VPS 2048 プランのおすすな人、おすすめじゃない人は?
おすすめな方
- はじめてVPSを借りる方
なんと言っても、KDDIの企業ブランドによる安心感がありますよね。 ただし、サーバーの知識が無い方は、メールのみのサポートなので、かなり厳しいでしょう。
- 運用コストを重視する方
このプランは、初期設定費0円、年払い割引で945円/月 とかなりリーズナブルな価格になっています。
(要注意 : 最少期間 3ヶ月払いの場合は、2,100 円/月 とギャップがあるので注意が必要です。)
多少 CPUパワーが不足しているとはいえ、かなりのメモリ量がありますから、うまくセッティングできれば、案外、使えるでしょう。
おすすめでない方
- サーバのセッティングができない方
もちろんVPSですので、サーバの設定、運用を自分でやらなければなりません。レンタルサーバ側では、基本的にハードのメンテナンス、輻輳チェック、コントロールパネルのサポートを行うのみです。 自由にできる反面、サーバの設定、運用の手間がかかります。時間的に、あるいは、技術的にメンテナンスを自分で行えない方には、そもそもVPSをおすすめしません。マネージドサーバがおすすめです。
- アクセスが多いサイト運用を行いたい方
アクセスが多いサイト運用、CPUへの負荷の高いサービス提供などを行う場合は、このプランでは厳しいかもしれません。
メモリは、2G とそこそこ耐えられるリソースですが、やっぱり、CPUが物理コア 1 というのは、ちょっとパワー不足な感は否めないところでしょう。
クラウドコア(CloudCore) VPS 2048 プラン の機能・サーバースペック詳細
サーバースペック
機能名 | 適用 |
CPU | AMD Phenom(tm) 9550 Quad-Core Processor ( 割当 : 物理 1 core ) |
ディスク容量 | 100 (GB) |
ディスク選択 | HDDのみ |
メモリ | 2 (GB) |
メモリ追加 | × メモリ追加不可 上位プランにて12GBまで対応 |
スワップ | ○ 2000 (GB) |
ネットワーク | 100 (Mbps) ※ 物理サーバは100Gbpsでバックボーンネットワークに接続されています。 |
転送量(目安) | ○ 無制限 (GB/月) |
仮想化技術 | KVM |
バックアップ方式 | ○ 以前はRAID10にて提供していたが、現在は不明です。スナップショット(VMクローニング)によるバックアップ機能あり。 |
SLA保障 | × SLA保障無し SLAはもちろんのこと、損害賠償も一切行わないとある。 |
提供IPアドレス(v4)数 | 1 (個) |
IPアドレス(v4)追加 | × 利用不可 |
提供IPアドレス(v6)数 | 0 (個) |
IPアドレス(v6)追加 | × 利用不可 |
ローカル接続 | × ローカル接続不可 |
無料DNS | × 未提供 |
逆引き編集 | × 設定不可 |
OS関連
機能名 | 適用 |
初期OS | CentOS 5 x86_64 |
リモートデスクトップ | 対象外 |
初期設定でインストールされるサービス名 | × ウェブサーバー:未 × メールサーバー:未 × FTPサーバー:未 × DNSサーバー:未 × データベース:未 ○ リモートアクセス:ssh |
コントロールパネル | CloudCore VPS コントロールパネル |
OS制御 | ○ OS再起動:可 ○ OS起動:可 ○ OS停止:可 ○ OS再インストール:可 ○ リモートコンソール:提供 ○ OS選択:可
ISOイメージ持ち込み可 ○ OS変更:可選択可能なOS以外は自己責任にて変更可。 ○ root権限:有り |
その他
機能名 | 適用 |
サポート体制 | ○ メール/ホームページからの対応有 ホームページからのお問い合わせができます。 |
お試し期間 | ○ 10 (日) 20日間返金保証があります。 |
料金
機能名 | 適用 |
初期設定の価格 | ¥0 |
月額(月払い) | ¥2,160(税込)¥2,000(税抜) 最低3ヶ月 |
月額(一括割引) | ¥972(税込)¥900(税抜) ※月額最安値 (端数はすべて繰り上げで表示しています) |
一括割引時の契約期間 | 12 (月) |
一括割引時の総額 | ¥11,664(税込)¥10,800(税抜) |
1年目総額(1年分) | ¥11,664(税込)¥10,800(税抜) ※最安契約時 |
支払方法 | クレジットカード / 銀行振込 / Pay-easy(ペイジー) |
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2011年12月11日, 1:09 PM
swapは使用不可では?
2011年12月11日, 6:04 PM
名無しさん
コメントありがとうございます。管理人です。
仮想化技術がKVMですからSWAPは使えるようになりました。
以前のCPIさんのVPSは、仮想化技術がOpenVZ系のVirtuozzoを使っていましたので、その時は、使えなかったです。
今回のVPSの変更で、CPIさんが急に人気が出ているのは、この自由度の高い仮想化技術KVMの採用が大きいと思います。
2012年1月23日, 2:03 PM
確かにkvmでswap使用可能でした。ありがとうございました。
契約した所
データベース:mysql
FTPサーバー:ftp
メールサーバー:sendmail
ウェブサーバー:httpd(apache)
DNSサーバー:bind
これらは入ってませんでした。
素でssh等だけと思っておいたほうが良いですね。
2012年1月23日, 3:56 PM
おっしゃるとおり何もインストールされていないような状態です。
自分を利用して、驚くほど何もインストールされていないのでびっくりしました。
一応、まっさらの状態については、以下の記事も参考になるかと思います。
評判のCloudCore VPSを使うときに最初にやっておきたいこと(CentOS編)