VPSとは…
VPSとは、
Virtual Private Server の略で、直訳すれば、仮想個人サーバー?という感じでしょうか。
簡単にいうと、共有サーバーをあたかも個人で占有して利用しているかのような環境を提供するサービスのことを言います。
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Virtual Private Server の略で、直訳すれば、仮想個人サーバー?という感じでしょうか。
簡単にいうと、共有サーバーをあたかも個人で占有して利用しているかのような環境を提供するサービスのことを言います。
上図は、端的にVPSと共有サーバーの違いを表しています。
VPSは、ホストOSとゲストOSの二重構造で、各ユーザ毎(USER1,USER2,USER3)にOS(ゲストOS)と各サービス(ウェブサーバーなど)を持つのに対して、
共有サーバーは、1つのOSと各サービス(ウェブサーバーなど)を全てのユーザ(USER1からUSER3)で共有して利用します。
以降に、もう少し詳しく説明してみます。
一般的にレンタルサーバーは、共有サーバーであることが多いです。特に専用サーバーなどの記載がない場合は、共有サーバーです。
共有サーバーは、複数のユーザで、サーバーを共有する意味ですから、一般的には、サーバーの設定も共有(つまり、OSもろとも共有)します。もちろん、ハードウェアのメモリ、CPU、ハードディスクも共有します。
しかし、共有だからと言っても、他のユーザのメモリやハードディスクを覗ける訳ではありません。
つまりは、共有サーバーのユーザは、Unix系サーバーの一般的なユーザそのものなのです。
なので、どんなユーザがいるかぐらいは、それなりに確認することはできます。
それに対して、VPSでは、仮想化技術を用いて、独立したディスク、メモリが提供されます。ハードウェア的には、同じものを共有するんですが、仮想化技術で他VPSユーザのディスクなどは、全くのぞけない仕組みになっています。
つまり、共有サーバーがハードウェア+ソフトウェア(OSを含む)を共有するのに対して、VPSは、ハードウェアを共有するような感覚です。(ちょっと語弊がありますが、共有サーバーとの差を明示するために分かり易い言葉を選んでいます。)
そのため、VPSのユーザには、OSのインストール(初期化)から行えます。(一般的に、OSのみインストールされている状態で、レンタルされることが多いです。)
もちろん、OSのroot管理者権限も与えられます。
つまり、その仮想空間の中で、ユーザが自由に設定できる環境が与えられるんですね。
ここが、一般的な共有サーバーとは違います。
このことから、VPSは、専用サーバーとほぼ同じことが実現できますが、専用サーバーとは異なり、あくまでCPUやハードディスクなどは複数のユーザで共有していますから、同じスペックのサーバーであれば、専用サーバーと比較すれば、当然、パフォーマンスは落ちます。
しかし、昨今では、優れたマルチコアCPUが安価に提供されています。さらにメモリ、ハードディスクも安価になりました。
その影響から、割安で使えるVPSを提供できる環境が整ったと言われています。
最近、VPSが流行っているのは、特にハードウェアの環境が整いつつあるからなんですね。
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