VPSを選ぶときに確認しておきたい機能・スペックは?
最近流行のVPS(仮想専用サーバー)ですが、
VPSを借りたいと思ったら、何を確認したら良いでしょうか?
今回は、VPSを選ぶときに確認しておきたい機能・スペックは、どんなものがあるか、ちょっとだけ解説してみたいと思います。
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最近流行のVPS(仮想専用サーバー)ですが、
VPSを借りたいと思ったら、何を確認したら良いでしょうか?
今回は、VPSを選ぶときに確認しておきたい機能・スペックは、どんなものがあるか、ちょっとだけ解説してみたいと思います。
CPUの名称(例えば、Atomなど)までは、まずほとんどのVPSで記載されています。
しかし、その型番(プロセッサーナンバー)となるとわからないことが多いです。
例えば、Intel Atom と言っても種類は豊富で、
Intel Atom D510
Intel Atom D425
では、全く違う性質を持ちます。
D510は2コア、D425は1コアになります。
また、型番(プロセッサーナンバー)からCPUのコア数はわかりますが、仮想コア数は、また別の話になります。
仮想コア数は、VPSユーザに割り当てられたコア数になります。実際に利用できるコア数です。
お試しができるなら、以下のコマンドで概ね確認できます。
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上記は、さくらのVPSでの出力例です。
この情報は、VPSのホスト側で 少なくとも model name は編集できるので、正確な情報とは言い切れませんが、
概ね ここのCPU MHz や bogomips の値は、それほど違いはないようです。
また、仮想コア数は、上記の出力結果として、そのコア数分、同じ情報が出力されるはずなので、その出力数で確認することができます。
もし、わからない場合は、サポートに確認しましょう。
メモリ量は、実メモリとスワップメモリについて確認しましょう。
もし、スワップメモリが使えない場合は、実メモリ以上の消費メモリが発生したときの動作をサポートに確認しましょう。
また、不足がちになった場合、メモリ増設が可能かどうかも確認しておきましょう。
基本的にXen,KVM系の仮想化技術を利用したVPSの場合、スワップを利用することができます。
それ以外の仮想化技術を利用したVPSの場合、スワップを利用することができないと思っておいた方が間違いないでしょう。
(スワップが使えない場合は、メモリを使い果たすと不安定な動作になることがあります。)
お試しができるなら、以下のコマンドで概ね確認できます。
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上記は、さくらのVPSでの出力例です。
この情報で、Mem - total の値が、利用可能なメモリ量になります。ここでは、1020424 Byte となっていますので、1GBが利用可能なのがわかるかと思います。
また、 Swap - total の値が、利用可能なスワップ量になります。ここでは、2097144 Byte となっていますので、2GBが利用可能なのがわかるかと思います。
回線容量は、伝送速度のことです。
一般的に1台のハードウェアを複数で共有するはずなので、ネットワークカードも1つのネットワークを収容しているユーザで共有することになります。
そうしたときに伝送速度が大事になります。
伝送速度が遅ければ、いくらCPUやメモリが十分なリソースがあったとしてもウェブクライアントには、重たいサーバーに思えるでしょう。
もし、わからない場合は、サポートへ問い合わせましょう。それでもわからない場合は、お試し期間で確認すると良いでしょう。実測すれば、概ねの伝送速度はわかると思います。
最も多いのは、100 MBPS 共有だと思いますが、非公開になっている(わからない)場合も多いです。
その際は、サポートに確認してみましょう。ほとんどの場合、非公開と言われますが、教えてくれる場合もあります。
LANのハードスペックを確認するには、一般的に ethtool eth0 などのコマンドで確認できますが、VPSによっては、それらの情報が全く入っていない場合もあります。
VPSの場合、システムを設定しているときに手違いなどがあって、初期化せざるを得ないこともあります。
その場合、サポートへ言えばやってもらえるのか、あるいは、コントロールパネルで自分でできるのか、確認しておきましょう。
また、ほとんどの場合は問題ないと思いますが、サポートへの確認する場合、チケット制となっているレンタルサーバーもあります。
つまり、有料サポートです。
また、ソフトウェア関連のサポートには、一切応じないようなレンタルサーバーもあります。
自分でサポートへ確認しそうな範囲を、ちゃんとサポートしてもらえるのか確認しておきましょう。
本契約の前に、簡単な問い合わせをサポートへ行うことをおすすめします。
問い合わせは、慣れが肝要です。慣れてくるといろんな質問ができて、知識の幅を広げることもできることがあります。
さくらのVPSのお試しは、http://vps.sakura.ad.jp/からどうぞ。
お名前.com VPS(KVM)のお試しは、http://www.onamae-server.com/vps/からどうぞ。
ConoHa VPSのお試しは、http://www.conoha.jp/からどうぞ。
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