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話題のGoogle Compute EngineとさくらのクラウドとさくらのVPSとお名前.com VPS(KVM)と比較してみた

Google Compute Engine

先日、Googleが、IaaS型クラウドのサービス(Google Compute Engine)提供を開始すると発表しました。
IaaS型クラウドで代表的なのは、なんと言っても Amazon EC2 でしょう。
それになんとか追随したかった さくらのクラウド でしたが、昨今のディスク不具合により、新規申し込み受付停止中です。(さくらのクラウドが新規申込受付の一時中止だそうです。 )

今回は、今話題のGoogle Compute Engine と その さくらのクラウド を比較してみたいと思います。

また、ついでに さくらのVPS、お名前.com VPS(KVM) も一緒に比較してみました。
もちろんクラウドとVPSでは、用途が違いますから、単純に CPUのコア数、メモリ量、ディスク容量だけから判断すれば、VPSがコストパフォーマンスが良いことはわかっています。 ただ、コスト的にどれくらいの差があるか認識するには、良い比較かと思います。

IaaS型クラウドとは、
Infrastructure as a Serviceの略で、 コンピュータシステムを構築および稼動させるための基盤(仮想マシンやネットワークなどのインフラ)そのものを、インターネット経由のサービスとして提供すること言います。(出典:Wikipedea)

現実的には、一般的には仮想化技術を用いたサーバーを提供するサービスと言っても良いと思います。( その仮想化サーバーをVPSと言います。 )
また、IaaSと同時にSaaS、PaaSという形態もあります。
  • SaaSSoftware as a Service)

    - アプリケーション(ソフトウエア)をサービスとして提供する

  • PaaSPlatform as a Service)

    - アプリケーションを稼働させるための基盤(プラットフォーム)をサービスとして提供する

  • IaaSInfrastructure as a Service)

    - サーバー、CPU、ストレージなどのインフラをサービスとして提供する

出典:総務省・スマートクラウド研究会報告書
IaaS型クラウドというと、一般的には、サーバー(CPU,DSIK,Memory etc,)、ネットワークインフラ、OSまでのサービス提供だと思ったら良いと思います。

話題のGoogle Compute EngineとさくらのクラウドとさくらのVPSとお名前.com VPS(KVM)と比較してみた

スペック順(コア数、メモリ数、ディスク容量順) で並べて比較してみる

以下は、Google Compute EngineとさくらのクラウドとさくらのVPSとお名前.com VPS(KVM)を機能面の劣る順(コア数、メモリ数、ディスク容量順)で一覧にしたものです。

さすがに、さくらのクラウドを比較対象にすると多過ぎるので、
まず、Google Compute EngineとさくらのVPS と お名前.com VPS(KVM) を比較したものを以下に表示します。


詳細表示切替
Google Compute Engine、さくらのVPS、お名前.com VPS(KVM) 比較表(コア数、メモリ数、ディスク容量順)
順位 プラン CPU コア メモリ(GB) ディスク(GB) 初期設定費(円) 月額(最安)x12ヶ月(円) 初年度合計(円)
1 Google Compute Engine n1-standard-1 1 3.75 100 0 43008 43008
2 お名前.com 1G 2 1 100 0 9523 9523
3 さくらのVPS 1G 2 1 100 1500 9900 11400
4 Google Compute Engine n1-highcpu-2 2 1.8 400 0 67716 67716
5 お名前.com 2G 3 2 200 1600 13187 14787
6 さくらのVPS 2G 3 2 200 2000 17380 19830
7 Google Compute Engine n1-highcpu-4 4 3.6 800 0 135432 135432
8 お名前.com 4G 4 4 400 5410 37065 42475
9 さくらのVPS 4G 4 4 400 4000 39600 43600
10 お名前.com 8G 6 8 800 9334 75264 84598
11 さくらのVPS 8G 6 8 800 8000 79200 87200
12 Google Compute Engine n1-highcpu-8 8 7.2 1600 0 270876 270876
13 さくらのVPS 16G 8 16 1600 16000 158400 174400
14 お名前.com 16G 10 16 1000 15886 151665 167551
15 Google Compute Engine n1-highcpu-16 16 14.4 3200 0 541752 541752
※年払費用 : 年払い割引後の費用になっています。

Google Compute Engine、さくらのVPS、お名前.com VPS(KVM) 年間料金グラフ (コア数、メモリ数、ディスク容量順)
※×:初期設定費含む、■:月額費用のみ

(価格は消費税抜きの価格です。)

Google Compute Engine の価格については、 $1 = 100円 に換算しています。
また、ここでの価格は、VM使用使用料、ディスク使用料のみで算出されたものです。従量課金についての料金は含まれていませんのでご注意ください。

さくらのクラウドを含めた表を確認したい方は、以下をクリックすると確認できます。( さすがに多過ぎるので非表示にしています。)
さくらのクラウド を含めた表を表示する


Google Compute Engine のサーバースペックは、いろんな種類があります。 加えてディスクは、SSDとHDDの選択ができ、自由に容量も指定できます。

ここでは、さくらのVPS、お名前.com VPS(KVM) に似通ったサーバースペックにした場合のシミュレーションになります。 (サーバースペックは、なるべき合わせましたが、まったく同じ構成にはなっていない点に注意してください。)

特徴として、
さくらのクラウドのスペック・価格に似ていますね。

単純な表面上のスペックだけからすれば、さくらのVPS や お名前.com VPS には遠く及びません。
ただ、さくらのクラウドとの比較からすれば、そんなに悪くないこともわかります。

単純に

  • Google Compute Engine n1-standard-1 (1コア)
  • さくらのクラウド CPU:1/Memory:4 (1コア)

を比較してもわります。 ディスク容量は、さくらのクラウドでは SSD と HDD の選択が可能だったと思います。 Google Compute Engine でも SSD の選択も可能です。 たとえば、同じ価格帯でSSDを選択した場合、容量は、20 ~ 30GB となりますから、概ね、同じスペックとみなしても良いと思います。

そうすると、実は、Google Compute Engine が、さくらのクラウドより安いのがわかります。
ただし、ここでのGoogle Compute Engine の金額には、従量課金が一切含まれていません。 さくらのクラウドは、従量課金でなく無制限なので、それを含めれば、まだ、さくらのクラウドと良い勝負なのかなぁと思わなくもないですね。

さらにさくらのVPSお名前.com VPS(KVM)との比較では、

  • Google Compute Engine n1-highcpu-2 (2コア)
  • さくらのVPS4Gプラン (4コア)
  • お名前.com VPS(KVM)4Gプラン (4コア)

このあたりを比較してみれば、
Google Compute Engineから見た時の比較として、以下のようになるでしょう。

  • コア数: -2個
  • メモリ量:約1/2倍
  • ディスク容量:同じ
  • 初年度料金:約1.5倍

先のさくらのクラウドの比較と同じです。

コア数は、CPUのパフォーマンスが異なるので、そのまま比較するのは、正しくないのは言うまでもありません。 色々とネット上の情報から判断すれば、少なくともAWSよりはパフォーマンスは良さそうです。 また、ここで紹介しているVPSとの比較とすれば、多少、上回る程度なのかなぁという感じです。 ただ、2倍以上のパフォーマンスがあれば、ここでの比較は同等かそれ以上となりますが、 そうでなければ、他のVPSより劣ることになります。

色々な情報からすれば、CPUのパフォーマンスは、恐らくは、さくらのVPSやお名前.com VPS(KVM) の 同等レベル か、 1.5 倍程度 が良いところではないかと思います。

さらに、メモリは半分なのに、価格は、1.5倍とアップしています。

個人的には、かなり割高な感じがしますが、いかがでしょうか。


価格順(月額、初年度総額順) で並べて比較してみる

以下は、Google Compute EngineとさくらのクラウドとさくらのVPSとお名前.com VPS(KVM)を価格面の安い順(月額、初年度総額順)で一覧にしたものです。

さすがに、さくらのクラウドを比較対象にすると多過ぎるので、
まず、Google Compute EngineとさくらのVPS と お名前.com VPS(KVM) を比較したものを以下に表示します。

詳細表示切替
Google Compute Engine、さくらのVPS、お名前.com VPS(KVM) 比較表(年払費用順)
順位 プラン CPU コア メモリ(GB) ディスク(GB) 初期設定費(円) 月額(最安)x12ヶ月(円) 初年度合計(円) トップとの差(円) トップとの差月額換算(円)
1 お名前.com 1G 2 1 100 0 9,523 9,523 - -
2 さくらのVPS 1G 2 1 100 1,500 9,900 11,400 + 1,877 + 156
3 お名前.com 2G 3 2 200 1,600 13,187 14,787 + 5,264 + 439
4 さくらのVPS 2G 3 2 200 2,000 17,380 19,830 + 10,307 + 859
5 お名前.com 4G 4 4 400 5,410 37,065 42,475 + 32,952 + 2,746
6 Google Compute Engine n1-standard-1 1 3.75 100 0 43,008 43,008 + 33,485 + 2,790
7 さくらのVPS 4G 4 4 400 4,000 39,600 43,600 + 34,077 + 2,840
8 Google Compute Engine n1-highcpu-2 2 1.8 400 0 67,716 67,716 + 58,193 + 4,849
9 お名前.com 8G 6 8 800 9,334 75,264 84,598 + 75,075 + 6,256
10 さくらのVPS 8G 6 8 800 8,000 79,200 87,200 + 77,677 + 6,473
11 Google Compute Engine n1-highcpu-4 4 3.6 800 0 135,432 135,432 + 125,909 + 10,492
12 お名前.com 16G 10 16 1000 15,886 151,665 167,551 + 158,028 + 13,169
13 さくらのVPS 16G 8 16 1600 16,000 158,400 174,400 + 164,877 + 13,740
14 Google Compute Engine n1-highcpu-8 8 7.2 1600 0 270,876 270,876 + 261,353 + 21,779
15 Google Compute Engine n1-highcpu-16 16 14.4 3200 0 541,752 541,752 + 532,229 + 44,352
※年払費用 : 年払い割引後の費用になっています。

Google Compute Engine、さくらのVPS、お名前.com VPS(KVM) 年間料金グラフ
※×:初期設定費含む、●:月額費用のみ

(価格は消費税抜きの価格です。)


さくらのクラウドを含めた表を確認したい方は、以下をクリックすると確認できます。( さすがに多過ぎるので非表示にしています。)
さくらのクラウド を含めた表を表示する


圧倒的にさくらのVPSお名前.com VPS(KVM)のコストパフォーマンスが良いのがわかりますね。

さくらのVPS 、 お名前.com VPS(KVM) との比較では、
Google Compute Engine の最安プランが、6位に入っています。
さらに、各VPSの4Gプランの後に Google Compute Engine の 2コアプランが 8位に入っています。

先のCPUのコア比較の話に戻れば、
Google Compute Engine の CPU 1コアが、比較対象の各VPSのそれの 2倍だとすれば、 VPSの各プランとの比較対象になりうるかなぁという程度です。 それでも、一番割高に見えるのは、Google Compute Engine です。

まあ、先にCPUのコアに関する比較の話でも出たように、CPUのパフォーマンスが 2倍 はないと思いますから、 やっぱり、国内の さくらのVPS, お名前.com VPS(KVM) には、全く、歯が立たないということだと思います。

そもそも、用途が違うので、当然といえば当然なんですよね。

Google Compute Engineは、対 Amazon EC2 のサーバーになっていて、
一時的な負荷に一時的に対応したり、自前のネットワーク環境を作ったりするものです。 (ConoHa VPSさくらのVPSさくらのVPS なら、VPSでローカルネットワークを構築できます。)
そのための初期設定費¥0 ですし、時割り料金だと思います。


さて、用途の近い、さくらのクラウドを含めた順位では、
Google Compute Engine のCPUコア数 2 のプランが、16位に入っています。

その前後は、

15位 さくらのクラウド ( CPU:2/Memory:4 , ディスク 20GB )
17位 さくらのクラウド ( CPU:2/Memory:5, ディスク 20GB )

コア数は同じもの半分以下です。ディスク容量は、HDDではありますが、同等レベルのSSDでは、100GB程度からすれば、 やっぱり、比較対象は、さくらのクラウドなんだなぁと思います。

Google Compute Engineも、リリース当初からすれば、随分と値下げしたので、国内のクラウドと比較できる程度になったように思います。 さくらのクラウドのAPIとGoogle Compute Engineのそれと比較すると完成度としては、 Googleの方が高いのかなぁという感じですが、日本語ドキュメントの整備がなされていない分、さくらのクラウドにも分があるのかなぁという感じだと思います。


非常に簡単にサーバーのスペック、価格について比較してみました。

Google Compute Engineが、どれだけのパフォーマンスがあるかは、(リリース当初は、ほとんどわからない状況でしたが、)今(2014.11)では、ネット上でもかなり紹介されています。
Amazon EC2 のCPUパフォーマンスが、先のさくらのVPS、お名前.com VPS(KVM) からすると劣ることは、よく知られています。 (あくまで UnixBench というパフォーマンス測定ツールによるものです)先にも紹介したように GCEは、AWS よりは、良いようです。

サイト運営上、一時的な負荷への対応や、集客が思いのほかできてしまったときの対応など、急いで対応が必要な場合には、 リアルタイムでのCPUコア数やメモリの増減などが簡単にできる点は、クラウドの大きな魅力の一つでしょう。

そのような点からも、大規模なサイト構築には、クラウドの魅力は大きいでしょう。
ただ、中小規模のサイトやある程度アクセス数など負荷の予測ができるような状態なら、VPSや専用サーバでの対応も有りだと思います。

さくらのVPSの詳しい情報は、http://vps.sakura.ad.jp/ へどうぞ。

お名前.com VPS(kvm) の詳しい情報は、http://www.onamae-server.com/vps/ へどうぞ。

ConoHa VPS の詳しい情報は、http://www.conoha.jp/ へどうぞ。





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