さくらのレンタルサーバ の現在のOS,Apahce, MySQL, 各スクリプト のバージョンは?
さくらのレンタルサーバ(さくらインターネット)の評判は決して悪くない件 から、引き続きさくらのレンタルサーバ使用中です。
色々と使ってみると、ちょこちょこ変わっている点があるので、興味深いです。
今回は、刷新されていた OS, Apahce, MySQL, 各スクリプト のバージョン を調べてみました。
さくらのレンタルサーバの現在のOS,Apahce, MySQL, 各スクリプト のバージョンは?
- OS : FreeBSD 7.1 i386(32bit OS) → FreeBSD 8.1-RELEASE-p13 amd64(64bit OS)
バージョンも上がっていますが、32bitOSから64bitOSへ切り替わっています。
→ ちなみに、9.1が最新版です。8系も8.4系が最新なのですが、このあたりは、期待できないんでしょうね。
- Apahce : 1.3.42 → 2.2.23
Apahceもずっと1.3系を使っていましたが、ようやく、2.2系へ切り替わっています。
→ ちなみに、2.4系が最新版です。2.2系も2.2.24が最新になります。結構、がんばっている方ですね。
- MySQL : 5.5.28
MySQLは、データベースの機能強化時に、5.5 系で統一されました。そこから変わっていません。
→ ちなみに、5.6系が最新版です。5.5系も5.5.32が最新になります。まあ、こんなものでしょう。
- Perl : 5.12.4
Perlは、5.8系でしたが、5.12 系へアップグレードしています。
→ ちなみに、5.18系が最新版です。5.16系、5.14系が主力のようですが、5.12系は、既にレガシーバージョンのようです。
- Ruby : 1.8.7
Rubyは、1.8系のままのようです。
→ ちなみに、2.0系が最新版です。1.9系が主力のようですが、1.8系もまだメンテナンスされています。
- Python : 2.7.3
Pythonは、2.7系のままのようです。
→ ちなみに、3.3系が最新版です。2.7系もまだメンテナンスされています。この2つは文字コードの扱いが違うので残ってはいますが、本来、2つのうち選択できるようにすべきなのかもしれませんね。
- PHP : 5.2.17 (デフォルト)
以下から選択可
- 5.4.11
- 5.3.21
- 5.2.17(デフォルト)
- 4.4.9
→ ちなみに、5.5系が最新版です。5.4.系、5.3系が主力で、5.2系は、基本的にメンテナンスされていません。有志者によるセキュリティパッチのみだったと思います。
随分、思いっきったようですが、巷のユーザは、まだまだ納得していないようです。
他のレンタルサーバーが、グイグイとアップグレードしていくのに、さくらインターネットだけは、なぜか、アップグレードしません。ほとんどの場合が、セキュリティパッチのみの対応です。
PHPは、ユーザ数が多いのとCMSがほとんど利用しているだけあって、ある程度対応してくれますが、
Perl、Python あたりは、置いてけぼりですね。
ただ、Perl、Python あたりは、スタンダードプラン以上なら 自前でホームディレクトリへインストールもできますし、対応はできるみたいです。
自前ではちょっと難しい方で Perl、Python 、Ruby の 最新のバージョンを使いたいという方は、ちょっと さくらのレンタルサーバ では 期待薄だと思います。
このあたりが、さくらのレンタルサーバ の悪いところかもしれませんね。老舗だけに古いユーザを抱えていて、一気に切り替えるなんてことができないのだろうと思います。
いずれにせよ、そのあたりも含めて、お試し期間で、しっかり確認したいところです。
結局、やりたいことができないようでは、何の意味もないですからね。
さくらインターネットを試してみたい方は、http://www.sakura.ne.jp/ からどうぞ。
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