お名前.comでAuthCodeを取得する
お名前.comで、移管のために必要なAuthCode(authorization key:認証鍵)を入手します。
ドメインNaviへログインして、以下の作業を行います。
- Whois代行の解除をします。
Whois情報を代行してもらっている場合は、Whois代行の解除を行い、自前の情報へ変更する必要があります。(Whois情報が既に自前に情報になっている場合は、ここの手順をスキップしてください。)
Whois代行を解除するために、画面上部のドメイン設定 - 画面左のWhois情報公開代行 をクリックします。
以下のようなドメイン一覧が表示されます。
もし、Whois代行を利用している場合は、該当ドメインの状態欄に設定済みと表示されています。
Whois代行を解除したドメインをドメイン一覧からチェックし、確認画面へ進み、解除を実行します。
- Whois情報を編集します。
Whois情報に記載のメールアドレスへ、ドメインの移管情報が送信されるため、Whois情報のメールアドレスには特に注意する必要があります。
特に移管しようとしているドメインなどを使わず、どんな場合でも利用できる環境にあるもの、必ず、受信できるメールアドレスにしましょう。
- ドメイン設定をクリック
- ドメイン情報変更をクリック
- ドメイン一覧から確認・編集したいドメインをチェック
- ドメイン情報の登録者情報、管理担当者情報、経理担当者情報、技術担当者情報をそれぞれチェックし、メールアドレスを確認し、必要に応じて編集します
- 編集を終えたら、確認画面へ進むで編集内容を設定します
- ドメイン移管ロックの解除をしておきます。
ドメイン移管ロックを解除するために、画面上部のドメイン設定 - 画面左のドメイン移管ロック をクリックします。
以下のようなドメイン一覧が表示されます。
もし、ドメイン移管ロックを利用している場合は、該当ドメインの状態欄に設定済みと表示されています。
ドメイン移管ロックを解除したドメインをドメイン一覧からチェックし、確認画面へ進み、解除を実行します。
ドメイン移管ロックの解除が完了していないと移管手続きを行っても移管に失敗します。
※ドメイン移管ロックは、ドメインロックと呼ばれることもあります。
- AuthCodeをメモしておきます。
お名前.comでのAuthCodeは、ドメイン一覧からドメイン情報に表示されます。
移管したいドメインをドメイン一覧からクリックします。
以下のようにドメイン情報が表示されますので、ここでAuthCodeをメモ(コピー)しておきます。
ここの作業に手落ちがあると移管に失敗します。
Whois情報のメールアドレス、ドメイン移管ロック解除、AuthCodeに誤りがないか、十分確認してください。
手順に誤りがなければ、移管作業だけであれば1日もかからないくらいで、移管作業を終えることができます。(移管の完了までは、約1週間程度かかります。)
しかし、もし、ここで間違いがあると手続きが進みません。さらに、移管失敗が確認できるまで1週間程度かかりますので、ここの手順を誤るとやり直しとなり、倍の時間がかかってしまいます。
もし、2日ほどかかっても移管手続きが進まないような場合は、上記の2点を再確認しましょう。
ここまでが、お名前.com側の操作です。
後は、Value Domain(バリュードメイン)側の操作になります。
Value Domain(バリュードメイン)で移管手続きを行う
Value Domainでは、リセラー(再販レジストラ)なので、上位レジストラとして eNom(海外レジストラ), KeySystems(海外レジストラ), GMO(お名前.com でおなじみの国内レジストラ) から選択することができます。
ここから、Value Domainバリュードメインへの移管手続きを行います。
Value Domainバリュードメインのトップページ ( https://www.value-domain.com/ ) からログインをクリックし、ログインします。
ログインをクリックすると、上記のようにログインページが表示されますので、ユーザ名、パスワードを入力の上、ログインします。
まだ、会員登録されていない方は、上記のログイン画面下の[ ユーザー登録されていない場合はこちらからご登録をお願いいたします。 ] をクリックし、画面に従い新規登録すると良いでしょう。
- 上位レジストラによって移管ページを選択します。
ログインしたページは、メニューページになります。(ログイン中でもトップメニューのログインをクリックすると常にメニューページなります。)
このページで、上位レジストラによって以下のリンクをクリックします。
- 移管先のレジスタをGMOとする場合 → 新しく移管申請を行う をクリックします。
- 移管先のレジスタをKeySystemsとする場合 → Key をクリックします。
- 移管先のレジスタをeNomとする場合 → eNom をクリックします。
- 移管したいドメインを指定します。
- 移管するドメインリスト(XXXXXX) の括弧内に必ず移管先上位レジストラが表示されます。
移管先上位レジストラに間違いがないか確認します。
もし、間違っていた場合は、下部のリンクにて、各上位レジストラのページへ移行できます。
- 移管するドメインを入力します。複数ある場合は、改行することでドメイン名を列挙入力します。
- 入力に誤りがなければ、[ 次のステップへ ] をクリックします。
ドメイン名を入力する場合は、個数の指定は必要ありません。
- ドメイン移管のための確認ページが表示されます。
- 購入可能金額は、必要な金額が残高にあるか確認します。
もし、残高が不足している場合は、メニューページの[ 支払い操作 ] にて、最低限必要な額を支払います。
- 移管するドメイン名に誤りがないか確認します。もし、間違っている場合は、ここで変更できます。
- 認証キーは、お名前.com でメモ(コピー)したAuthCodeのことです。
先にメモ(コピー)しておいたAuthCodeを入力します。
- 特に問題なければ、[ 移管申請 ]ボタンをクリックします。
移管完了まで
申請手続きを終えたら、
Value Domain(バリュードメイン)とお名前.comの移管手続きのメールでの確認作業になります。
以下に時系列で順に解説しておきます。
- Value Domain(バリュードメイン)から移管手続き確認のメールが来ます。
eNom と KeySystems、GMOで若干内容が異なります。
- 今度は、お名前.comから【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡 XXXXXX というタイトルでメールが来ます。
メール中ほどにURLの記載がありますので、そのURLへアクセスします。
アクセスすると以下のようなページが表示されます。
これも、先と同様で、移管手続きの要求があったが間違いないですか?
という趣旨の確認ページになります。
問題なければ、
承認する をクリックします。
再度、確認ページが表示されますので、決定 をクリックし、完了です。
一連の作業が完了した後に、お名前.comからトランスファー申請承認のご連絡 XXXXXX というタイトルでメールが来ます。
ここまでで、お名前.com の管理下からドメインが離れたことになります。
- 最後に、移管完了したかどうかは、Value Domain(バリュードメイン)の管理画面から確認することができます。
上の画面は、ログインしたページでメニューページになります。(ログイン中でもトップメニューのログインをクリックすると常にメニューページなります。)
このページの [ 移管中のドメインの状態を確認 ] をクリックすることで、移管している(移管した)ドメインの注文番号リストが出力されます。
この中で、確認したいドメインの注文番号のリンクをクリックすると以下のような移管状態が表示されます。
上の画面イメージのように、移管ドメイン名と移管の状態が確認できます。
ここで「... 正常に移管されました。」 という文言が表示されればOKです。
移管完了したらやること
移管が完了したら、ValurDomainのトップページからログインし、以下の点をやっておきましょう。
- ドメインの有効期限
- Whois情報の設定(Whois代行が必要ない方は不要)
- DNSレコードの設定(DNSサーバーを独自設定している方は不要)
- ネームサーバーの切り替え(DNSサーバーを独自設定している方は不要)
これらの確認・変更について簡単に解説しておきます。
有効期限を確認
まずは、移管したドメインの有効期限を確認しましょう。
ログインしたページは、以下のメニューページになります。(ログイン中でもトップメニューのログインをクリックすると常にメニューページなります。)
[ 有効期限確認/更新・延長 ] をクリックします。
上記ドメイン一覧で、移管したドメインの有効期限を確認します。
ドメインを移管すると有効期限が+1年が延長されているはずです。
Whois情報の設定
Whois情報は、デフォルトで移管した時点では、移管元の情報を引き継いでいます。
もし、Value Domain(バリュードメイン)のWhois代行情報へ変更したい場合は、以下のような操作で簡単に設定することができます。
また、Whois情報の変更を行い時も同様のページが手入力で編集することができます。
- [ WHOIS登録情報の変更 ] をクリックします。
- WHOIS情報を変更したいドメインを選択し、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
- WHOIS情報を変更し、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
- WHOIS代行を設定する場合
ページ下部の [ ここをクリック] をクリックし、[ 変更 ] ボタンをクリックすることでWHOIS代行情報へ変更されます。
- WHOIS情報を独自編集する場合
変更したいWHOIS情報の編集を行い、ページ下部の [ 変更 ] ボタンをクリックすることでWHOIS情報を変更できます。
また、登録情報をコピーしたい場合は、[ 登録者情報を管理担当者情報、技術担当者情報、経理担当者情報にコピーするには、登録者情報を入力後ここをクリックして下さい。] をクリックすることで、以下の各情報へコピーされます。
もちろん、最後に、ページ下部の [ 変更 ] ボタンをクリックすることでWHOIS情報を変更します。
DNSレコードの設定
DNSレコード情報は、お名前.com で設定していた内容と同じように設定します。
- [ DNSレコード/URL転送の変更 ] をクリックします。
- DNSレコード情報を編集したいドメインを選択し、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
- DNSレコード情報を編集し、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
DNSレコードの入力方法は、このページの下部に詳しく解説がありますので、そこを参考に編集すると良いでしょう。
ネームサーバーの切り替え
DNSサーバーを お名前.com のDNSサーバーから Value Domain(バリュードメイン) へ切り替えます。
- [ ネームサーバーの変更 ] をクリックします。
- ネームサーバーを編集したいドメインを選択し、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
- ネームサーバー情報を編集し、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
ネームサーバーをValue Domain(バリュードメイン)のものへ変更した場合は、入力エリア下部の [ 当サービス内のネームサーバー(ns1-3.value-domain.com)をご利用になるにはここをクリックして下さい。 ] をクリックすると
ネームサーバーエリアにValue Domain(バリュードメイン)のネームサーバーが自動的に入力されます。
その後、[ 変更 ] ボタンをクリックし、ネームサーバーを変更します。
Value Domain(バリュードメイン)では、独自ドメインによるネームサーバーの登録・変更などを行うことができます。
このネームサーバーの変更ページ下部にそれはあります。
どうでしたか?
これで、お名前.comからValue Domain(バリュードメイン)へ移管ができました。
ちょっと手続きが多いかなって感じもしましたが、やるべきことは、ValueDomainからお名前.comへの移管と同じです。
- 登録者情報の変更
- ロックの解除
- AuthCodeをメモ(コピー)
- 移管手続き(申請)
- 移管手続きの承認作業
- 移管手続き完了
作業の流れは、こんな感じですね。
移管をうまく使えば、ドメインの更新料は、ぐっとおさえることができます。
ちょっと面倒ですけどね。
Value Domain(バリュードメイン)の詳細については、https://www.value-domain.com/からどうぞ。
お名前.comの詳細については、http://www.onamae.com/からどうぞ。
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