レンタルサーバーのコストパフォーマンスとは?
レンタルサーバーのコストパフォーマンスって、何なんでしょう。
案外、このコストパフォーマンスは、人によって違うものです。
このコストパフォーマンスの考え方こそが、その人のレンタルサーバーの選びのポイントなのかもしれません。
今回は、コストパフォーマンスを一つの考え方を簡単に解説してみます。
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phpとmysql が使えるレンタルサーバー・ドメイン選びのポイント
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レンタルサーバーのコストパフォーマンスって、何なんでしょう。
案外、このコストパフォーマンスは、人によって違うものです。
このコストパフォーマンスの考え方こそが、その人のレンタルサーバーの選びのポイントなのかもしれません。
今回は、コストパフォーマンスを一つの考え方を簡単に解説してみます。
レンタルサーバーのコストパフォーマンスについて、色々な考え方があると思います。 その考え方を、いくつか例を挙げて簡単に解説してみます。
最も単純で最も広く利用されているレンタルサーバーの機能・スペックからみたコストパフォーマンスは、単価計算によるものです。
例えば、ディスク容量の単価を1GBあたりの月額で求めてみます。
単純に以下の計算式で求めてみます。
計算式 : 月額(円) ÷ ディスク容量(GB) = ディスク単価(円/GB)
ドメインキング(Sプラン) → ディスク単価 : 3.00円/GB (ディスク容量 : 100GB )
コアサーバー(CORE-B) → ディスク単価 : 3.27円/GB (ディスク容量 : 240GB )
コアサーバー(CORE-A) → ディスク単価 : 3.31円/GB (ディスク容量 : 120GB )
また、マルチドメイン数の単価を1ドメインあたりの月額で求めてみます。
単純に以下の計算式で求めてみます。
計算式 : 月額(円) ÷ マルチドメイン数 = マルチドメイン(円/ドメイン)
ServerQueen(Q-S1(超低価格)) → マルチドメイン単価 : 3.80円/ドメイン (マルチドメイン数 : 30 )
コアサーバー(CORE-MINI) → マルチドメイン単価 : 3.98円/ドメイン (マルチドメイン数 : 50 )
ネットオウル(ミニバード) → マルチドメイン単価 : 5.00円/ドメイン (マルチドメイン数 : 50 )
ロリポップ!(スタンダード) → マルチドメイン単価 : 5.00円/ドメイン (マルチドメイン数 : 100 )
ロリポップ!(ライト) → マルチドメイン単価 : 5.00円/ドメイン (マルチドメイン数 : 50 )
どうでしょう。
ここでは、単純にコストパフォーマンスを計算する場合、無制限が1位になるのは当たり前なので、別枠として算出しました。
結果、案外、これだけでも、安いサーバーが浮き上がってきましたね。
昨今では、先にも書いたように 無制限 というスペックが存在します。
無制限と言っても、本当に無制限に使えるわけではありません。
リソース(ディスク容量やマルチドメイン数)には、必ず、限界があります。
そのため、サービスとしての無制限というのはありえませんが、実際に、レンタルサーバーのスペック(機能)に表記されています。
これは、あくまで、制約を設けません・・・という意味です。
つまり、ハードとしてのサーバーの限界に達するような利用には、少なからず、制約を設けることが契約上で謳ってありますし、
現実的に、そのような無茶な利用ユーザには、サポートから通知があり、ある程度の制約が設けられることになります。
それでも、利用する側としては、それほど無茶な利用はしないまでも、制約がないのは、自由な感じがして良いものです。
ただし、制約なしに利用できるのは、あなただけではありません。
レンタルサーバーは、基本的に1つのサーバーを複数人でシェア(共有)することになっていますから、他のユーザも同じように制約なしに利用できます。
つまり、無制限は、使った者勝ちなのです。つまり、不公平なのですね。
そう考えると、無制限よりは、有限の方が、逆にシェアしているユーザ間でより公平なのがよくわかるかと思います。
無制限も良いですが、上記のように無制限以外で、コストパフォーマンスを調べてみると、より安価なサーバーが見えてくることも多いようです。
ただ、先にも書きましたが、無制限はコストパフォーマンス的には必ず1位になります。
そのため、このようなコストパフォーマンスを算出することに意味があるのかどうかを含めて、判断が非常に難しくなってきたのは間違いないでしょう。
先のように、スペック上の無制限を入れてしまうと機能・スペックにおけるコストパフォーマンスがあまり意味がないとすると、
コストパフォーマンスの定義を考えることが重要だと思います。
コストパフォーマンスとは、費用対効果のことですから、費用は月額だとすれば、効果(=能力)は何か?
今までは、それをサーバーのパフォーマンスと解していました。
パフォーマンス=スペックであり、パフォーマンス=機能として、先のコストパフォーマンス(機能毎の単価)を求めました。
つまり、そんなことでは、コストパフォーマンスを推し量れないわけですから、
費用あるいは、効果(=能力)を見直すべきなのです。
もう少し具体的に考えてみましょう。
例えば、
さらに例を挙げれば、
・・・・
さらに例を挙げれば、
・・・・
このようにいろんなバリエーションが考えられます。
何があなたにとって大事なのか?
これを、より具体的に整理することが大事 なんだと思います。
そうすれば、自ずとあなた独自コストパフォーマンスの基準が見えてくると思います。
先の項で、様々な例を挙げました。
その例でいえば、
結局、コストパフォーマンスは、圧倒的に人件費が大きいですから、
メンテナンス費用を如何に小さくするかがポイントなんだと思います。
例えば、サーバーの種類でいえば、以下のような順でよりメンテナンスコストが小さいでしょう。
また、サポートでいえば、もちろん電話対応があった方がよりスムーズでしょうから、サポートのメールのみは避けることになろうかと思います。
(参考記事 : 電話サポートを必要とされる方へのおすすめは… )
これ以外にもいろんな考え方はあると思います。
ただ、昨今のサーバーの価格の下落からすると、スペックの重要性が小さくなりつつあるのかなぁというところだと思います。
もちろん、スペックに極端な差があれば、別でしょうが、それほどの差があるサーバーはインターネット上の検索順位から、かなり追いやられていますから、
目につくことも少ないのではないかと思います。
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