初期設定無料のConoHaとさくらのVPSではどちらがお得感があるのか。
GMOクラウド専用サーバーが初期設定0円の価格プランを新規に提供開始、ついでに、初期費用0円コースの割安感も調べてみた。 では、GMOクラウド専用サーバーによる初期設定費0円について簡単に解説してみました。
初期設定費0円といえば、なにものいりでVPSに登場したConoHa VPSは、最初から初期設定費0円です。
そのため、年契約による割引などは一切ありませんし、非常にわかりやすい価格体系になっています。
そのConoHa VPSとほぼ同じ機能を有するのは、老舗のさくらのVPSです。
こちらは、旧態依然として初期設定費が、最安プランの1Gプランを除き全てのプランで設定されています。
さてさて、この両者は、どちらがよりリーズナブルなんでしょう。
今回は、その損益分岐点(よりお得感な期間)を簡単に利用月数で求めてみました。
さくらのVPS、ConoHa VPSでより割安なのはどちらか利用期間で調べてみた
単純にさくらのVPS、ConoHa VPSを2年使用した場合の累積支払額を単純に比較してみました。
以下は、その支払額のグラフと表です。
詳細表示切替
さくらのVPS,ConoHa 2年間の支払額の推移
利用経過月 | さくらのVPS[1G プラン] | ConoHa VPS (コノハ)[1GB] | さくらのVPS[2G プラン] | ConoHa VPS (コノハ)[2GB] | さくらのVPS [8G プラン] | ConoHa VPS (コノハ)[4GB] | さくらのVPS [16G プラン] | ConoHa VPS (コノハ)[8GB] |
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1 | 2,325 | 900 | 3,449 | 1,750 | 14,600 | 3,420 | 29,200 | 6,670 |
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2 | 3,150 | 1,800 | 4,898 | 3,500 | 21,200 | 6,840 | 42,400 | 13,340 |
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3 | 3,975 | 2,700 | 6,347 | 5,250 | 27,800 | 10,260 | 55,600 | 20,010 |
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4 | 4,800 | 3,600 | 7,796 | 7,000 | 34,400 | 13,680 | 68,800 | 26,680 |
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5 | 5,625 | 4,500 | 9,245 | 8,750 | 41,000 | 17,100 | 82,000 | 33,350 |
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6 | 6,450 | 5,400 | 10,694 | 10,500 | 47,600 | 20,520 | 95,200 | 40,020 |
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7 | 7,275 | 6,300 | 12,143 | 12,250 | 54,200 | 23,940 | 108,400 | 46,690 |
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8 | 8,100 | 7,200 | 13,592 | 14,000 | 60,800 | 27,360 | 121,600 | 53,360 |
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9 | 8,925 | 8,100 | 15,041 | 15,750 | 67,400 | 30,780 | 134,800 | 60,030 |
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10 | 9,750 | 9,000 | 16,490 | 17,500 | 74,000 | 34,200 | 148,000 | 66,700 |
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11 | 10,575 | 9,900 | 17,939 | 19,250 | 80,600 | 37,620 | 161,200 | 73,370 |
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12 | 11,400 | 10,800 | 19,388 | 21,000 | 87,200 | 41,040 | 174,400 | 80,040 |
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13 | 12,225 | 11,700 | 20,837 | 22,750 | 93,800 | 44,460 | 187,600 | 86,710 |
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14 | 13,050 | 12,600 | 22,286 | 24,500 | 100,400 | 47,880 | 200,800 | 93,380 |
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15 | 13,875 | 13,500 | 23,735 | 26,250 | 107,000 | 51,300 | 214,000 | 100,050 |
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16 | 14,700 | 14,400 | 25,184 | 28,000 | 113,600 | 54,720 | 227,200 | 106,720 |
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17 | 15,525 | 15,300 | 26,633 | 29,750 | 120,200 | 58,140 | 240,400 | 113,390 |
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18 | 16,350 | 16,200 | 28,082 | 31,500 | 126,800 | 61,560 | 253,600 | 120,060 |
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19 | 17,175 | 17,100 | 29,531 | 33,250 | 133,400 | 64,980 | 266,800 | 126,730 |
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20 | 18,000 | 18,000 | 30,980 | 35,000 | 140,000 | 68,400 | 280,000 | 133,400 |
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21 | 18,825 | 18,900 | 32,429 | 36,750 | 146,600 | 71,820 | 293,200 | 140,070 |
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22 | 19,650 | 19,800 | 33,878 | 38,500 | 153,200 | 75,240 | 306,400 | 146,740 |
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23 | 20,475 | 20,700 | 35,327 | 40,250 | 159,800 | 78,660 | 319,600 | 153,410 |
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24 | 21,300 | 21,600 | 36,776 | 42,000 | 166,400 | 82,080 | 332,800 | 160,080 |
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同利用期間における両者を比較して、より安価な方はこの色、高い方はこの色で表示されています。
色が切り替わったところが、割安感が切り替わった利用期間となります。
グラフ、表から、利用期間が 18,19か月あたりで、反転していますね。
8Gプランは、若干早めの16か月あたりというところのようです。
(1Gプランは、いずれも初期設定費0円ですからさくらのVPSに分があります)
ざっくり、
1年半(18か月)程度ならConoHa VPSがお得、
1年半(18か月)以上ならさくらのVPSがお得 のようです。
およそ1年半ですから、まあまあ、ConoHa VPSの利用価値は高いような気がしますね。
おおよそ2年前後でサーバーの切り替えを考えておられるなら、割安感はあるかもです。
そもそも1Gプラン以外でVPSを使うという場合、それなりに負荷があるでしょうから、2年以上も同じサーバーを使い続ける?でしょうか?
そう考えれば、ConoHaのメリットはありますね。
もちろん、長く使うなら、さくらのVPSが良いでしょう。
しかし、2年後に同じパフォーマンスのサーバーを使い続けるデメリットも大きいような気もしますね。
どうでしょうか。 両者とも、LAN機能もIPv6機能もそれぞれ提供されていますし、プラン構成がほとんど同じなので、比較するには、ちょうど良いです。
個人的に思うのは、案外、ConoHaは良心的な価格設定なのかもしれないなぁと思った次第です。
少なくとも1年ぐらいの利用であれば、ConoHaの方が割安感がありますからね。
ただ、ここでは長く利用した場合の価格だけを単純に比較しただけです。
コントロールパネルの使い勝手やサポート体制など、他にもサーバー選びのポイントはあると思いますので、あくまで、ご参考までに。
ConoHa VPS に興味のある方は、http://www.conoha.jp/ からどうぞ。
さくらのVPS に興味のある方は、http://vps.sakura.ad.jp/ からどうぞ。
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