ConoHa 全面リニューアルの概要
ConoHa 全面リニューアルの知らせが、2015年5月18日に GMOのサイトから、プレスリリースされました。
また、ユーザに対してメールにてお知らせメールが届きました。
2015年5月18日
お客様各位
平素よりConoHaをご利用いただきましてありがとうございます。
このたびConoHaでは、インターネットサービスに最適なクラウドプラット
フォームとして、新しくなった「ConoHa byGMO」の提供を開始しました。
新しくなった「ConoHa」は、個人のお客様をはじめ、大規模なシステム運用や
サービス展開を行う法人のお客様まで、クラウドの持つ「機能性」「柔軟性」
「スピード」といったメリットを最大限に、そしてお客様のさまざまなニーズ
にお応えするサービスとして大幅に進化を遂げております。
■ 従来の「ConoHa」と新しくなった「ConoHa」の主な違い
・ストレージはすべてSSD
スケール自在なサーバーのストレージにはすべてSSDを採用。最新で高速な
サーバー環境を実現し、高性能・高機能なクラウド環境を提供します。
・新しいコントロールパネル
インフラ管理の常識を変えるUIを実現。プランやサービスは増えても
今まで以上に迅速かつ柔軟にシステムを構築できます。
・時間課金の料金設定を導入
月額定額制と時間課金の料金設定をご用意しました。もちろん、初期費用や
最低利用期間はありませんので、コストを最小限に抑えることができます。
・海外のデータセンターが選択可能
ビジネスのグローバル展開に最適な海外データセンターを設置。日本(東京)、
アメリカ(サンノゼ)、シンガポールのデータセンターから選択できます。
GeoDNSのサービスをあわせて使用することで、ユーザーは常に一番近い
データセンターへアクセスできます。
・すべての機能をAPIで提供
API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)経由での利用が
可能となりました。アクセス状況に応じたサーバーのスケールアップ・
ダウンや運用の負担軽減を、プログラマーの皆様なら簡単に実現できます。
・手軽に使えるメールサーバーやDBサーバーを提供
VPSだけでなくメールサーバーやDBサーバーもコントロールパネルから
1クリックで簡単に構築できます。
高機能かつ“シンプルでわかりやすい”クラウドプラットフォームとして
新しくなった「ConoHa」をぜひご利用ください。
ConoHa byGMO
https://www.conoha.jp/
■ 新しくなった「ConoHa」をはじめる
新しくなったConoHaを利用するには、新たにアカウント登録が必要となります。
従来のConoHaアカウントでご利用いただくことはできませんのでご注意ください。
ConoHaをはじめる - アカウント登録 -
https://www.conoha.jp/register/
2015年5月17日以前にアカウント登録されたお客様に関する
よくあるご質問は下記をご参照ください。
Ｑ：現在利用中のサービスはそのまま使えますか。
Ａ：ご利用中のサービスは継続してお使いいただけます。
Ｑ：コントロールパネルのURLは変りますか。
Ａ：従来よりご利用中のコントロールパネルは、URLも変らず
ご利用いただけますが、新しくなったConoHaのコントロール
パネルとURLが異なりますのでご注意ください。
2015年5月17日以前にアカウント登録されたお客様
https://cp.conoha.jp/
2015年5月18日以降にアカウント登録されたお客様
https://manage.conoha.jp/
Ｑ：VPSやオブジェクトストレージのサービスは移行できますか。
また、移行に伴うツールや代行サービスはありますか。
Ａ：移行のツールや代行サービスの提供はございません。
ナレッジの技術情報を参考にご自身で作業いただく、もしくは
GMOシステムコンサルティングへの相談をご検討ください。
技術情報 - Mondo Rescueを使ったVPSのマイグレーション -
https://www.conoha.jp/conoben/archives/3855
技術情報 - WordPressサイトをConoHa VPSに移行しよう -
https://www.conoha.jp/conoben/archives/3839
GMOシステムコンサルティング - お問い合わせ -
https://www.gmo-systemconsulting.com/info/inquiry_form.html
Ｑ：未使用のクーポンは使えますか。
Ａ：未登録のクーポンは、ご利用中のコントロールパネルで従来と変わらず
登録すればご利用いただけます。新しくなったConoHaでご利用をご希望
の場合は、お客様センターまでお問い合わせください。
※登録済みのクーポンは未使用であっても移行できません。
お客様センター
https://help.conoha.jp/app/ask/
なお、2015年5月17日以前にアカウント登録をいただいたお客様のConoHaに
関するよくあるご質問などを掲載したヘルプやガイドは、従来と同じWeb
サイトをご参照ください。
[ヘルプ]
https://www.conoha.jp/help/
[ガイド]
https://www.conoha.jp/guide/
その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお客様センターまで
お問い合わせください。
お客様センター
https://help.conoha.jp/app/ask/
ConoHaは今後も順次、機能拡張、性能強化、海外拠点増設、サポート
体制の充実などを行い、お客様のご要望や市場のニーズへの対応を進め、
インターネットサービスを支えるクラウドプラットフォームとして、
より魅力のあるサービス提供に努めてまいります。
|
上記の文字色箇所は、特に今回のリニューアルにて変化があったところでしょうね。
一応、今回のリニューアルしたConoHaの特徴を以下に箇条書きで列挙してみました。
- ストレージはすべてSSD、かつ、デフォルト 50GBとなりました。(追加 200GB:2,500円/月、500GB:4,500円/月)
- 一般的な月額料金に加えて、時間課金による清算が可能です。
- 最低利用期間なし、初期設定費は今までどおり０円です。
- Windows版は無くなりました。
- ローカル接続が今までどおり利用できます。（無料）
- IPアドレス追加は今までどおりできます。（350円/月 1/2/4/8/16個単位で追加）
- イメージ保存が利用可能となりました。（50GBまでは無料、それ以上は、1,500円/月 500GBまで利用可能）
- 自動バックアップが利用可能となりました。（最大3世代分まで 300円/月 にて50GBをまるまる保存可能）
- ロードバランサーが利用可能となりました。（1,000円/月）
- メールサーバーが利用可能となりました。（500円/月 容量10GBの共用型メールサービス）
- DBサーバーが利用可能となりました。（500円/月 容量10GBのMariaDB共用型DBサービス）
- オブジェクトストレージが今までどおり利用できます。（450円/月 容量は100GB単位で追加でき、上限はありません。）
- DNSが利用可能となりました。（無料）
- GeoDNSが利用可能となりました。（500円/月）
- 日本（東京）、アメリカ（サンノゼ）、シンガポールからリージョンを選ぶことが可能となりました。（価格差あり（最安：日本））
- VPSの操作、ネットワークの操作、スケールアップ・ダウンや運用などAPIが利用可能となりました。（API利用は無料）
- スケールアップ・ダウンのスケーラブルが利用可能となりました。（スケーラブル操作は無料）
ConoHa 新サービスラインアップ・料金 （税抜料金）
以下は、ConoHaの新プランの料金 （税抜料金）一覧です。
| プラン名 |
メモリ(GB) |
CPUコア数 |
ディスク(GB)
(SSD) |
月額(円) |
時額(円) |
| 1GB | 1 | 2 | 50 | 900 | 1.3 |
|---|
| 2GB | 2 | 3 | 50 | 1,750 | 2.5 |
|---|
| 4GB | 4 | 4 | 50 | 3,420 | 4.8 |
|---|
| 8GB | 8 | 6 | 50 | 6,670 | 9.3 |
|---|
| 16GB | 16 | 8 | 50 | 13,010 | 18.1 |
|---|
| 32GB | 32 | 12 | 50 | 25,370 | 35.3 |
|---|
| 64GB | 64 | 24 | 50 | 49,480 | 68.8 |
|---|
旧ConoHa ユーザはどうなるの？（よくある質問＋サポートへ問い合わせた結果）
では、今までConoHaを利用していたユーザはどうなるのか？
よくある質問 ＋ サポートに確認してみました。
旧ConoHaアカウントで、新プランのVPSを作成できますか？
できません。
お手数ですが、新しいConoHaアカウントをご登録ください。
旧ConoHaアカウントを新ConoHaアカウントへ移行できますか？
できません。
お手数ですが、新しいConoHaアカウントをご登録ください。
旧ConoHaアカウントで現在利用中のサービスはそのまま使えますか。
ご利用中のサービスは、旧ConoHaアカウントのまま継続してお使いいただけます。
コントロールパネルのURLは変りますか。
従来よりご利用中のコントロールパネルは、URLも変らずご利用いただけますが、
新しくなったConoHaのコントロールパネルとURLが異なりますのでご注意ください。
- 2015年5月17日以前にアカウント登録されたお客様（旧ConoHaアカウント）
https://cp.conoha.jp/
- 2015年5月18日以降にアカウント登録されたお客様（新ConoHaアカウント）
https://manage.conoha.jp/
旧ConoHaアカウントで作成したVPSやオブジェクトストレージのサービスは新ConoHaアカウントへ移行できますか。
また、移行に伴うツールや代行サービスはありますか。
移行のツールや代行サービスの提供はございません。
ナレッジの技術情報を参考にご自身で作業いただく、もしくはGMOシステムコンサルティングへの相談をご検討ください。
- 技術情報 - Mondo Rescueを使ったVPSのマイグレーション -
https://www.conoha.jp/conoben/archives/3855
- 技術情報 - WordPressサイトをConoHa VPSに移行しよう -
https://www.conoha.jp/conoben/archives/3839
- GMOシステムコンサルティング - お問い合わせ -
https://www.gmo-systemconsulting.com/info/inquiry_form.html
旧ConoHaでいただいていた未使用のクーポンは使えますか。
未登録のクーポンは、ご利用中のコントロールパネルで従来と変わらず登録すればご利用いただけます。
新しくなったConoHaでご利用をご希望の場合は、お客様センターまでお問い合わせください。
※登録済みのクーポンは未使用であっても移行できません。
旧ConoHaアカウントのチャージを新ConoHaアカウントへ移行したいのですが、どうしたら良いですか。
ConoHaチャージの移行につきましては、前月末までにサービスがすべて削除され、
ご利用料金がすべて入金済みとなっている場合に限りお受けすることが可能です。
その際には、新ConoHaアカウントと合わせて下記フォーマットにてご申請くださいますようお願いいたします。
なお、移行につきましては、本メールを弊社が受領した時点で保有しているチャージ金額全額の対応となりますことを
あらかじめご了承ください。
▼それぞれのConoHaアカウントをご提示ください。
2015年5月17日までに登録したConoHaアカウント
----------------------------------
<ConoHaアカウント>
----------------------------------
2015年5月18日以降に登録したConoHaアカウント
----------------------------------
<ConoHaアカウント>
----------------------------------
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※新しくなったConoHaのアカウント登録は以下URLからお願いします。
https://www.conoha.jp/register/
結局、新プランを契約した方が良い？
ディスク容量に問題がなければ、契約した方が良いです。
間違いなく、CPUも良いですし、ディスクパフォーマンスも良いです。
もちろん、総合的なVPSのパフォーマンスも良いです。
さらには、APIを利用できることから、旧ConoHaプランでは難しかったオートスケーリング(オートスケーラブル) ができるようになっています。
加えてリージョンにてバックアップさせることもできますから、地震大国日本からデータを守るためにも、
なかなか、興味深いサービス機能のラインナップではないかと思います。
初期設定０円、最低利用期間なし・・・は、世界のVPSの潮流にのっており、
日本だけに限らず、日本にサーバーを持ちたいと思っている世界のユーザから注目あるいは人気が集まるのではないかと思います。
以前の記事でも紹介した さくらのVPSの新プランでは、
日本独自の初期設定費プランから抜け出せなかったのは、やっぱり、残念だったですね。
これで、さくらインターネットが日本しかみていないというが、概ねわかりましたし、
GMOは、やっぱり、あわよくば世界を狙おうか・・・という意思を感じましたね。
SSDとは、
Solid State Drive の略で、フラッシュメモリでできたドライブの事をいい、メモリドライブともいわれることも多いです。
SSDはハードディスクのようにディスク自体がないので、
回転させる動力も読み取るためのシーク動作のための動力も必要ありません。
非常にエコ（省エネ）なドライブで、先の機械的な動作が一切ないので障害も発生しにくく、無駄な動作がない上に、もともとメモリでもあるので、高速に読み書きできる点が特徴です。
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