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初めてのVPSを借りる時のポイント

VPS レンタルサーバー選びのポイントは?

今回は、
初めてのVPSを借りてみようと思う時に、サーバー選びのポイントはどのようなものがあるか、考えてみました。

VPSに関しては、それぞれのVPSの特性があるので、一概に言えないところもあります。
ただ、全体的にいえることを簡単に列挙してみました。(あくまで初心者向けです)


初めてのVPSを借りる時のポイント

最低契約期間を確認する

ほとんどのレンタルサーバーには、最低契約期間があります。
その最低契約期間で指定された契約期間は、解約しても 少なくとも最低契約期間分の使用料金を支払わなければなりません。

そのため、この期間は、もし万が一にもサーバー選びに失敗した時に逃げ出せる最短期間でもありますから、 確認しておきましょう。(最低契約期間を設定しているサーバーのほとんどは、3か月程度が多いようです。)

最近では、最低契約期間がないサーバーも増えてきました。
ConoHa VPS, カゴヤ クラウド・VPSカゴヤ クラウド・VPS などは、最低契約期間がありません。つまり、1カ月に満たない場合は、日割りで計算してくれます。


長期契約の解約時の返済を確認する

長期契約では、料金の割引があることがあります。
そのため、長期契約してしまう方も多いようです。
ただ、問題なのは、長期契約してしまった場合、途中解約しても返金されないケースがほとんどです。(例外としてさくらのVPSさくらのVPS は返金してくれます。)

先にも書きましたが、もし万が一にもサーバー選びに失敗した時は、長期契約で支払ったお金が戻ってこないことになりますので、十分、注意しましょう。

長期契約するのは、最低契約期間の間、使ってみて問題がなかった場合に契約しても遅くはありません。


VPSの仮想化技術を確認する

VPSの仮想化技術によっては、好きなOSをインストールできないこともあります。 もちろんテンプレート(カスタムOSとも呼ばれる)が準備されてあれば、何も問題ありません。ただ、最新のバージョンになると、すぐに対応していくれるところと、そうでないところにわかれます。
これは、VPSの仮想化技術に依存しているところも多いでしょう。

一般的に、
KVM,Xen の仮想化技術を使っているレンタルサーバーでは、新しいバージョンへの対応が比較的 早い傾向があります。
OpenVZ系 の仮想化技術を使っているレンタルサーバーでは、新しいバージョンへの対応が比較的 遅い傾向があります。

個人で好きなOSをインストールできるのは、KVM,Xen の仮想化技術を使っているレンタルサーバーになります。 KVM,Xen では、ISOアップロード機能などを使って如何にもCD・DVDからインストールするかのようなインストールが可能になっているレンタルサーバーが多いです。
OpenVZ系 の仮想化技術を使っているレンタルサーバーでは、全てのゲストOSは、カーネルを共有するので、テンプレート(カスタムOSとも呼ばれる)からのインストールしかできないでしょう。

そのため、自由度が高いのは、KVM,Xen と言われています。逆に割安なのは、OpenVZ系 と言われています。


ハードスペックを確認する

現在では、安価に高品質なハードウェアを手に入れることができるようになってきました。
レンタルサーバーでも、同様に、ハードウェアの入れ替えが頻繁に行われるようになってきました。 サーバーも2,3年経過するとかなり陳腐化してしまうのが現状です。

特にVPSでは、このハードスペックに依存しますから、確認が必要でしょう。

例えば、単純にCPUコア数だけでは判断できないということです。
もともとの CPUの性能によって、このコア数を比較する必要があります。
そうでないと、本当のCPUの能力を測り知ることなんてできませんからね。

VPSを選ぶときに確認しておきたい機能・スペックは? で基本的なスペックについて確認されることをおすすめします。


試用期間を確認する

レンタルサーバーほど試用期間が大事なものはないと思います。
試用期間で、ある程度のことがわかります。
例えば、CPUはメモリ、ディスクなどの単純な速度(UnixBench)なども確認するこができますし、 実際のレスポンス時間なども計測できます。

この試用期間で、サーバー選びの失敗を減らすことは、十分に可能だと思います。


サポート体制を確認する

確かにVPSでは、ほとんどがユーザがセッティングするので、サポートは、あまり必要ないように思われるかもしれません。 しかし、そもそもの ゲストOSを管理するOSで何らかの問題が発生した場合、あるいはハードウェアに問題が発生した場合などは、サポートに頼らざるを得ないのです。

このサポートに頼るときは、かなり事態が切迫しているときでもあります。 これは、サポートの大事さを肌身にしみる時でもあるのです。これ、本当ですよ。

少なくともサポートは、何かしらの手段で24時間対応していくれるところ、かつ迅速に対応してくれるところ、 できれば電話サポートを欲しいところでしょう。



結局、どのへんのレンタルサーバーが良いの?

これらのことから、概ね絞られてくるサーバーは以下のようなものでしょう。

  • 安定、仮想化技術 KVM なら、さくらのVPSさくらのVPS
    • 最低契約期間は3か月で、長期契約でも途中解約で返金してくれます。
    • ハードスペックは、最新とまでは言いませんが、それなりに良いものが使用されています。
    • 試用期間は、2週間あります。
    • サポート体制は、
      • フリーダイヤルによる電話サポートに対応してくれています。
      • 自前のデータセンターで技術力もあります。

    さくらのVPS に興味のある方、詳しい情報は、http://vps.sakura.ad.jp/ へどうぞ。


  • コスト重視、仮想化技術 KVM なら、お名前.com VPS(KVM)お名前.com VPS(KVM)
    • 最低契約期間は3か月で、長期契約でも途中解約で返金はありません。ただし、同スペックの価格は、最安値だと思います。
    • ハードスペックは、ほぼ最新でしょう。かなり、パフォーマンスは良いと思います。
    • 試用期間は、15日間あります。
    • サポート体制は、
      • 24時間電話サポートに対応してくれています。
      • 自前のデータセンターで技術力もあります。

    お名前.com VPS(KVM) に興味のある方、詳しい情報は、http://www.onamae-server.com/vps/ へどうぞ。


  • 最近では、仮想化技術 KVM の ConoHa VPS(このは)も おすすめです。
    • 最低契約期間なし、初期設定費0円です。長期契約による割引などはありません。利用した分の後払いで安心です。一カ月に満たない場合は、日割り計算となります。
    • ハードスペックは、ほぼ最新です。
    • 試用期間はなく、クーポン(1,500円分)が無料で利用できます。
    • サポート体制は、
      • 電話サポートに対応してくれています。
      • 自前のデータセンターで技術力もあります。

    Conoha VPS(このは) に興味のある方、詳しい情報は、http://www.conoha.jp/ へどうぞ。


  • 仮想化技術 OpenVZ系 なら、カゴヤ VPS/クラウドカゴヤ VPS/クラウド
    • 最低契約期間はありません。長期契約もありません。もちろん長期契約の割引もありません。ただし、日割りがあるので、解約した日付から課金が無くなります。
    • ハードスペックは、最新とまでは言いませんが、それなりのものが使用されています。
    • 試用期間は、ありませんが、日割り29円(税抜)~で使用できます。2週間なら、406円(税抜)~です。1カ月なら、800円(税抜)~となります。
    • サポート体制は、
      • 土日の電話サポートは、ポイントが高いでしょう。
      • 平日でも一番遅くまで電話サポートに対応してくれています。
      • フリーダイヤルによる電話サポートに対応してくれています。
      • 自前のデータセンターで技術力もあります。たぶん。

    カゴヤ レンタルサーバ に興味のある方、詳しい情報は、http://www.kagoya.jp/cloud/vps/ へどうぞ。


今回は、初心者向けのVPS選びのポイントについて記事にしてみました。

機能も大事ですが、機能以外にも大事なポイントがありますから、十分、注意、確認されることをおすすめします。

また、ここで紹介しているサーバーは、あくまで、ここで出てきたポイントを、クリアしているということであって、 必要以上におすすめしているものではありませんので、あらかじめご了解ください。

最後は、お試し期間などを活用してご自身で確認されることが何よりだと思います。





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